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内容説明
「大嫌いな自分を小さくしよう」として、痩せることにとりつかれたクレア・ビーケンは、十歳のときに初めて摂食障害で入院。以来、絶食とメチャ食い、下剤の濫用、自殺未遂、精神科病棟への度重なる入院、そしてその裏に隠された近親者による性的虐待…と、堂々めぐりから抜け出せぬまま、何年間も苦しみ抜く。本書は、そのクレアの拒食症との闘いの日々を、感動的なまでに率直に、時にはユーモアさえ漂わせながら綴ってみせる。読む者を惹きつけずにはおかない切実な手記である。