20代からの文章読解―人文学的思考を鍛える「読み方」10講

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20代からの文章読解―人文学的思考を鍛える「読み方」10講

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784479394587
  • NDC分類 817.5
  • Cコード C0030

出版社内容情報




【目次】

はじめに
今なぜ読解を学ぶのか
「読む」ことが非日常のことになっている
学問にかかわるすべての文章を読む力
人文学的思考の実践へ
本書の構成

基礎編

第1章 「読める」とはどういうことか
読解とは何かを定義する
「文章を読む」という行為の複雑さ
自分で問いを立てる

第2章 意味を解釈するということ
「意味」についての哲学的探究
「解釈する」行為の内実
「問い」は主体的・能動的に問われるもの
意味は「問いに答える営み」によって変わる
「問い」なくして「解釈」はありえない

第3章 論理構造を読み取るということ
A=B、B=C、ゆえにA=C
根拠判断となる箇所を見つけ出す
論理構造の妥当性を吟味する
長いパラグラフを精読する

実践編

第4章 テクストに対していかに問うのか(1)
「問うこと」は4つに分けられる
「具体を問う」とは何をすることか
信じているとはどういうことか
「何を指しているのか」につまずく原因
「何が省略されているのか」を考える

第5章 テクストに対していかに問うのか(2)
「根拠を問う」とは何をすることか
筆者の主張を批判的に吟味する
「おや?」と思うことが理解を厚くする
チャリタブル・リーディング

第6章 テクストに対していかに問うのか(3)
「要約を問う」とは何をすることか
要約の核を作成する
要約の核に肉付けする

第7章 テクストに対していかに問うのか(4)
「本質を問う」とは何をすることか
主体的に読むために必要なこと
本質を探究する思索(1)「約束」とは何をすることか
本質を探究する思索(2)「許す」とは何をすることか
結論

発展編

第8章 抵抗としての読解
「世界の意味」とは何か
XをAとして認識する
現代の〝病理”
〈可能性の貧困化〉に抗する

第9章 考えさせない時代に抗して
世界の意味を再解釈する
認識を問い直す演習(1)世界の再解釈
認識を問い直す演習(2)他者の再解釈
認識を問い直す演習(3)自己の再解釈

第10章 世界の意味を取り戻すということ
批判し、ゆっくり考える
批判的読解力を養うステップ(1)「XをAではなくBとして見る」という再解釈を試みる
批判的読解力を養うステップ(2)意味づけが誰によって決定されているのかを問う
批判的読解力を養うステップ(3)意味づけがいかに歴史的に生成してきたのかを問う
批判的読解力を養うステップ(4)意味づけがいかにして正当化されるのかを問う

抜粋
私たちは普段、何かを「解釈している」というより、むしろ「解釈

内容説明

「読む」ことに慣れないまま、ポイントだけつまみ食いする。ファストに・従属的に受信する快楽に身を任せてしまう。「考えさせない時代」に抗して批判的読解をいかに取り戻すか?注目の若き俊英が、深く精緻に書き尽くした本格的クリティカル・リーディング入門。

目次

基礎編(「読める」とはどういうことか;意味を解釈するということ;論理構造を読み取るということ)
実践編(テクストに対していかに問うのか1;テクストに対していかに問うのか2;テクストに対していかに問うのか3;テクストに対していかに問うのか4)
発展編(抵抗としての読解;考えさせない時代に抗して;世界の意味を取り戻すということ)

著者等紹介

山野弘樹[ヤマノヒロキ]
1994年、東京都生まれ。上智大学文学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科(超域文化科学専攻)博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員DC1、および「東京大学 共生のための国際哲学研究センター」リサーチ・アシスタントなどを歴任。日本哲学会優秀論文賞、日仏哲学会若手研究者奨励賞などを受賞。専門は現代フランス哲学(特にポール・リクールの思想)およびVTuberの哲学研究。また哲学の意義と魅力を伝えるために、企業や市民向けの講演やワークショップもおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

三井剛一

17
一つ一つ丁寧に説明されており、あやふやだった「読解」というものが、少しつかめた。わからない部分に「問い」を立て、文脈から補い、意味を特定する。その際の問いを立てるパターンとして「具体」「根拠」「要約」「本質」を軸に考える。「具体・根拠」は、テクストそのものを整理・理解し、「要約・本質」は、テクストから離れて、外から読者の主体的な考えから、解釈を広げていく。読解に限らず、あらゆる物事を再解釈し、読み直す批判的思考が身につけられる。2025/11/06

しゅー

8
★★★読解力は問いを自ら提起して、文脈を補うことによって、意味を解釈する力である。そして意味とは言葉や出来事によって示される内容や価値だ。問いには①具体②根拠③要約④本質の4つのグループがある。①具体と②根拠はテキスト解釈のための問いで、③要約は内的な視点・④本質は外的な視点からの問いだ。①具体と③要約はテキストに忠実な問いで、②根拠と④本質は批判的な提起を行う。①例えばどういうことなのか?②なぜそう言えるのか?③結局どういうことなのか?④そもそも●●とは何か?テキストを離れて世界/他者/自己を読解する。2025/11/03

歩月るな

4
視野を広く持つって選択は、却って生きづらくなる。本当かなぁ、と思いつつ読む。まあ、学術書なんて読まないしなぁ、と言ってはなんだけど。本当に学部生ってこの練度で読書に向き合っているの? 大学生すごすぎない? 高校出て一年かそこらで身につく? って事を考えると十代から「この程度は出来る」レベルじゃないと知識でマウントを取るって行為に正統性は無いのかも。読んでないものについて語ったり、解説したり。批判と誹謗中傷の境界とか。2025/12/16

そーいち

4
テキストを読むことから世界を再解釈するところまでの道筋を、練習問題を入れつつ案内してくれる本で、文系学部の一回生で習うような内容だなという印象。 本だけでなく世のあらゆる事象に対して、与えられたものをそのまま受け入れず、批判的に見て自分の考えを作る。こういった作業をできる人にとっては自明のことであろうし、そもそもできない人にとっては、無用かもしれない。2025/10/06

清水勇

2
コロナ禍を通して、偏ったメディア発信情報を批判的に解釈するようになったが「批判的読解力」を再度理解すべく手に取る。全体が基礎編・実践編・発展編と教科書的に丁寧に説明されており、副題「人文学的思考を鍛える読み方」と記載の通り(特に実践編での具体・根拠・要約・本質についての問いの考え方等)多くの気づきを得た。網羅的にかつ分かり易い論理展開には著者のスマートさを感じた。しかし発展編「世界の再解釈」で日常の認識の問い直しというこの本のテーマに対し、取り上げられた事例での安易な結論付けには矛盾と違和感を感じた。2026/01/10

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