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内容説明
まぁ、わたしら夫婦は男と女だけど、色恋じゃなくて友情で磨き上げたこの関係性を見てくれよ。頼むよ。そんな思いになることが、しばしばあります。男女としかみなされないことが、なんだか息苦しい。みなさんの中にもそんな風に感じているひとがいるのではないでしょうか。そこで、バディものの出番です。
目次
1章 バディってなんだ!?―仲良し夫婦は、男女バディになれるのか?
2章 バディはなぜクセの強い車に乗るのか?―世間の目よりも互いの目を意識する関係
3章 事件もケンカもなくても、バディになれる―自分は誰かにとって「特別」なんだと実感する日
4章 「イカゲーム」は切なすぎるバディものである―熱量が違うふたりの関係はこじれがち
5章 愛より恋より大人の女バディが欲しい―限定一席のスペシャルシートに座るのは誰?
6章 芸だけじゃなく人生まるごと見せてほしい!―今どきの芸人は舞台裏まで見せるべきか?
7章 新旧バディはココが違う―我々が感じる「エモさ」の源とは!?
8章 男女バディの友情と恋愛―「友情」は「恋愛」の上位互換たりえるのか
9章 ヒトとモノがバディになるとき―モノにもパワハラはダメな時代?
10章 老後のバディ―年を重ねた先に出会うかけがえのない存在
11章 あなたがいたから私がいる…ライバルバディ―全力でぶつかり合う唯一無二の関係
12章 「シンメ」と「ケミ」―アイドルグループの中からバディを見つける宝探し
13章 絵本の中のバディ―「友達100人できる」前に知っておきたいこと
14章 主従関係を超えるバディ―「使い魔」は友達か下僕か問題
15章 ずっと一緒!だけでは成立しない―兄弟バディにおける血と愛と絆
16章 自己責任時代の幸福論―自分で選んだ「一緒に生きていきたい人」
特別対談 トミヤマユキコ×サンキュータツオ
著者等紹介
トミヤマユキコ[トミヤマユキコ]
1979年、秋田県生まれ。早稲田大学法学部、同大学大学院文学研究科を経て、東北芸術工科大学芸術学部准教授を務める。手塚治虫文化賞選考委員。大学では現代文学・少女マンガ研究や創作指導を担当し、ライターとしても幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。