出版社内容情報
東京→NYから京都に移住して3年。
いけず、一見さんお断り、おばんざい、和菓子、おみくじ……
“よそさん”が、京都のあれこれに体当たりするエッセイ&ガイド
おいしいものが大好きな著者のお気に入りレストラン、おみやげやお祭り、雑貨店などのスポット&商品もカラー写真付きで60軒以上紹介!
内容説明
東京→NYから移住して3年。いけず、一見さんお断り、おばんざい、和菓子、おみくじ…“よそさん”が、京都のあれこれに体当たり!京都ディスカバリーエッセイ。偏愛スポットガイド付き。
目次
猫飼うべからず、な街
湧水狂
フードスラング
ほんとうの、一見さんお断り
穴をくぐって開運
おーさん、ほーさん
野菜を買いに、大原へ
いけずか、否か
ソウルフード考
バス悲喜交々
ひとり旅しよう
なるほど、ザ・〓園祭
年イチの餅菓子
もっとも美しい夜
妖怪・塩対応
あれもこれも追いつけない
精進料理バトル
おいしい三角買い
手厳しい、おみくじ
京の食材どう食べる?
東西南北礼賛
私の京都、雑マップ
著者等紹介
仁平綾[ニヘイアヤ]
エッセイスト。編集・ライターとして東京で活動後、ニューヨークに移住。約9年暮らしたあと、2021年春より京都に在住。食べることと、猫をもふもふすることが至上の喜び(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
87
すごく楽しい本でした。ニューヨークに移住した著者のニューヨークに関する本を読んだことがありましたが、そんな著者がコロナ禍をきっかけに日本に帰りたくなり、夫と共に京都に移り住んだのが2021年。京都はいけずの街として名高いが、そんなことはないよと住んでみてわかった生活のことを中心にしたエッセイです。ニューヨークでの生活と比較して京都のあれこれを語るだけでなく、お寺の住職や京都在住のフォローワーさんとのやり取り、ニューヨークから友人が来た時のエピソードなど楽しめる。京都の買う・食べる・見るのおすすめも納得。2024/06/27
遙
24
面白かったー。京都たった一回しか行った事ない癖にすっごい好きな私みたいな人間にこそ向いてる京都在住エッセイ。 京都の不動産事情、猫連れは苦労する?!だったり、今時の京都の方々はいけずなんてそう使わないとか、お祭りの数が尋常じゃない、食の宝庫なのは言わずもがな。 いいなぁ京都が、やっぱりいいなぁ京都にレベルアップ間違いなしなのです。とてもとても一度訪れただけじゃわからないその一癖二癖ある古都。観光客の視点でも勿論、住んでみても魅力の尽きない場所なのだろうなぁとため息がでました。 絶対また行くぞ!!2024/04/26
グラコロ
18
京都知らずの京都人にはいろいろ教えてもらえる便利な本。でも、ほんまにこわないの〜?無理してへん?京都人の姑さんはいはらへんとしても、PTAとか自治会とか町内会とかどうなんやろ。ほんまこわないんかな?2024/09/08
tetsubun1000mg
16
ニューヨークに9年住んだ美容師と編集者/ライターのペアがなぜか京都を選んで移り住んだ京都エッセイ。 京都が地元の方か、東京あたりから引っ越した人のエッセイは読んだことがあるがかなり違った印象。 筆者があっさりした性格なのか、京都の都市伝説にもひるまずにマイペースでさばいているのが面白い。 古くて伝統のある京都の町の面白さを楽しんでいるのが伝わる。 自分の好みに合う商店やショップを見つけて紹介もしているが、本編の終盤から穂店の取材画像やおすすめ品などがまとめてあるのも良い。 新しい感じの京都エッセイでした。2024/06/08
そうたそ
8
★★★☆☆ ニューヨークから京都に移住して三年が経った著者が、その生活で経験したこと、"よそ"から京都に移り住んだ者ならではのエピソードを綴る一冊。これといって真新しいことは書かれていないし、ある種"よそさん"ならではのあるあるではあるのだが、京都好きとしてはこういうエピソードも読んでいて楽しいものだ。サクッと読める内容に、お店紹介も少々。やっぱり京都に住むって、どこか特別感があるな、と思う一冊。2025/03/04
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