出版社内容情報
あの「ロダンのココロ」が、約20年ぶりに帰ってきた!
やさしく、とぼけていながらもと時にするどく日常を観察するロダンの漫画と、著者である内田かずひろ氏が、60歳を迎えようとしてもなお生きづらさを抱え続ける毎日をユーモラスにつづるエッセイで綴る国語辞典。
目次
第1章 あいうえお・かきくけこ―あいさつに宿る言霊(「あ」行;「か」行)
第2章 さしすせそ・たちつてと―子どもの頃から変わらないもの(「さ」行;「た」行)
第3章 なにぬねの・はひふへほ―この人生でよかったのかと思うとき(「な」行;「は」行)
第4章 まみむめも・やゆよ―いろんなことに怖がっている(「ま」行;「や」行)
第5章 らりるれろ・わをん―いつだって、言葉はおもしろい(「ら」行;「わ」行)
著者等紹介
内田かずひろ[ウチダカズヒロ]
1964年、福岡県出身。マンガ家、絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユ-スケ
2
ロダン(という犬)から見た人間社会を「あ」から「ん」までの四コマ漫画で描き、その間に著者の文章が挟まれるという構成 神経症だったりホームレスになったりと、なかなか大変な人生を歩まれたようだが、それゆえマイペースに自分の思索を深められたことがよくわかる やさしく読めるがなかなか深い味わい2025/05/15
必殺!パート仕事人
1
『ロダンのココロ』は動物を主人公にした哲学的な話というオーダーだったそうです。著者が一時ホームレスになったとニュースになった時はびっくりしました。貧困もあるでしょうけれど、いろいろな手続きに困難があるからのようです。それでも発達障害とは診断されないと。セカンドオピニオンを受けてみてはどうでしょう。障害と診断されるのは敷居が高くても、どこが弱いとか強いとか困難さを数値化してくれます。う~ん、でもお金と時間がかかるか…。2024/07/29
はる熊猫
0
ほっこりする『ロダンのこころ』四コマと、エッセイの温度差が激しい。2024/10/08
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