コンプレックス・プリズム

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コンプレックス・プリズム

  • 最果 タヒ【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 大和書房(2020/03発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 120p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479393405
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

今最も注目される詩人・最果タヒによる大人気WEB連載書籍化!10代のときの劣等感に光を当てたエッセイ集。

内容説明

コンプレックス・プリズム、わざわざ傷をつけて、不透明にした自分のあちこちを、持ち上げて光に当ててみる。そこに見える光について、今、ここに、書いていきたい。

目次

天才だと思っていた
わたしのセンスを試さないでください。
謙虚殺人事件
本気の「好き」じゃないんじゃない?
「変とか言われて喜ぶやつは凡庸だ」
慰めたいとは思うけど。
生きるには、若すぎる。
私はだれも救えない。
成人の日に。
正しさを気取っている。
何もしたくないわけではないし、できないわけでもないが、しない日。
この良さが、わからないなんてかわいそう。
話すのが苦手って、本当?
自分大好きちゃん
憧れは屈辱。
心をあなたに開かない。拝啓、私は音痴です。恋愛ってきもちわるわる症候群
「悪い人なんていないと思う」
音楽に救われたことがない。
どうか話しかけないでください。
全てはにわかから始まる。
私は、バカじゃない。
どうか味方ができませんように。
優しさを諦めている。
結論至上主義破壊狂想曲
言語化中毒

著者等紹介

最果タヒ[サイハテタヒ]
1986年生まれ。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年より「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。2006年、現代詩手帖賞を受賞。2007年、詩集『グッドモーニング』を刊行、中原中也賞受賞、2012年詩集『空が分裂する』。2014年、詩集『死んでしまう系のぼくらに』刊行以降、詩の新しいムーブメントを席巻、同作で現代詩花椿賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

200
おそらく数少ないであろう、おじさん世代最果タヒ支持者として、タヒ作品に触れることを“タヒる”と勝手に言ってます。この本はタヒ様が劣等感を持った自分のあちこちを持ち上げ光を当て見せて頂けます。自分なりの視点をズバズバ投げかけられ、畏れ多く眩しい。軽い気持ちでタヒると痛い目にあいます。やはりタヒ様は最果の地におられ、感性のマヒしたぬるま湯に浸っている僕のような凡人からの好感なんてウザいだけなんでしょうね。何か特別な存在でありたいけど、他人からは特別視されたくないと鬱々としている方はゼヒこの本をタヒって下さい。2020/12/05

真鍋

32
優劣、味方、好き、謙虚、若さ、バカ、センス、空気、才能、憧憬、会話、、、繊細で大切な自分の感情とまっすぐに向き合って光を当ててみる、エッセイ。2020/06/02

ネギっ子gen

28
題名が秀逸。<劣等感とはいうけれど、それなら誰を私は優れていると思っているのだろう、理想の私に体を入れ替えることができるなら、喜んでそうするってことだろうか? 劣っていると繰り返し自分を傷つける割に、私は私をそのままでどうにか愛そうともしており、それを許してくれない世界を憎むことだってあった。/コンプレックス・プリズム、わざわざ傷をつけて、不透明にした自分のあちこちを、持ち上げて光に当ててみる。そこに見える光について>書いた本。イラスト・作中漫画は嘉江。味わいがあり、本作と絶妙なハーモニーを奏でている。⇒2020/08/05

Natsuko

26
最果さん初読み。数ページ読んでこれは頭良すぎてめんどくさい若者か、読み終えずに返すやつかなと過る。「作品を、作家という存在を知るためのヒントとして見られたくない」とメディアに顔を出さないそうだが、作品と作家を結び付けて楽しみたい私には合わないのかとも。なのになぜか止められず読了。いちいち引っかかって思考を巡らせるところが徐々に好ましく思えてきた。「憧れは屈辱」あたりから何か誰かっぽいとざわざわし、「拝啓、わたしは音痴です」で閃いた、自意識過剰ぶりが太宰っぽく可愛らしいのだ。気になる存在になってきた。2020/12/14

ころちくわ

25
今回の作品はエッセイのようで詩でもあるような感じ。「話すのが苦手だから文章を書いています」というスタンスが前面に出ている。でも、10代の頃は空気が読めなかったりして悩んでいた時期もあったようで、大人になって変わったみたいですね。タヒさんって表(おもて)しかない人だな、と改めて思いました。何冊か読んで慣れてきたせいか、読みやすかったし、共感できる部分もあった。以前は全く理解できない事の方が多かったから、私が進歩したということにしておこう。2022/06/12

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