謎の絶滅動物たち

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謎の絶滅動物たち

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479392583
  • NDC分類 482
  • Cコード C0045

内容説明

マンモスさえも狩った肉食獣スミロドン・ファタリス、かつて「ペンギン」と呼ばれていた鳥オオウミガラスetc…45種類の絶滅動物たちが登場!人類が遭遇した驚異の動物を迫力のイラストでたどる5万年の生物史。

目次

1 ユーラシアの絶滅動物たち(ホモ・サピエンスに滅ぼされたもうひとつの人類―ネアンデルタール人;最も有名で最後まで生き残ったマンモス―ケナガマンモス ほか)
2 北米の絶滅動物たち(5メートル近い牙を持つ壮麗なマンモス―コロンビアマンモス;圧倒的な重量を誇る北米最大のゾウ―アメリカマストドン ほか)
3 南米の絶滅動物たち(ダーウィンが発見した南米オリジナルの巨獣―トクソドン・プラテンシス;長い足と長い鼻を持つ南米固有の哺乳類―マクラウケニア・パタコニカ ほか)
4 オーストラリアの絶滅動物たち(人類の到来によって絶滅した史上最大の有袋類―ディプロトドン・オプタツム;まるで童話世界の動物 人面の巨大カンガルー―プロコプトドン・ゴリア ほか)
5 島と近代の絶滅動物たち(1メートルもあった地上性の肉食フクロウ―オルニメガロニクス・オテロイ;ダチョウをはるかに凌駕した“恐鳥”―ジャイアントモア ほか)

著者等紹介

北村雄一[キタムラユウイチ]
1969年、長野県生まれ。日本大学農獣医学部卒業。フリージャーナリスト兼イラストレーター。深海生物から恐竜、進化まで、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れみ

43
図書館内で読了(4)絶滅した動物を主に地域ごとにまとめた本。名前も初めて知るような動物が多かったけど最終章の近代になって絶滅したものはかなり知っていたかも。つい最近読んだ伊坂幸太郎さんの「オーデュボンの祈り」に出てくる旅行バトは一番最後に載ってた。今も大きな動物はたくさんいるけど昔は全体的に体のサイズが大きい動物が多かったんだなと感じ、人間の進出や狩猟が絶滅に大きな影響を与えた他に、気候の変動でその大きな体を維持する餌が摂れなくなったこともあるだろうと思った。2015/01/31

ちさと

25
「あと200年あまりですべての動物の抹殺が終了し、すべて人体に作り替えられる」という記述で本書は終わります。学術的な検証や人道的な動物の救済論は一切なく、昔の巨大動物たちをイラストと共に紹介した図鑑的な本でした。内容は冒頭からなんとな~く、信憑性に欠けるなという印象を抱きました。大昔の大型動物を知る機械になったし、著者の自由研究を鑑賞する気分で読了。1メートルもあった地上性肉食「フクロウ·オルニメガロニクス」のイラストがとっても上手。2019/01/16

uD

22
「わくわく」→「大丈夫かな?」→「…」 前半はじっくり、後半はさらっと。『サピエンス全史』のような導入に高揚したのも束の間、あまりに信憑性のない記述が多く、?を細めながら読むこととなりました。 ポジティブに「様々な動物種を知るきっかけになった」と考えることにしましょう。 解説文や持論はともかく、あ、絵がお上手だなって思いました。 プロコプトドン・ゴリアはまさしく人面カンガルーでおぞましいですし、ゲニオルニス ・ニュートニの飛ぶ気が全くない短い翼はティラノサウルスを彷彿とさせます。 鉛筆で書いたんですか?2019/01/15

ヨクト

16
イラストで振り返る絶滅動物の痕跡。本書は特に体格の大きな動物たちを紹介。それぞれの紹介文もあり。よく知られるところでは、サーベルタイガーやマンモスといったところだろうか。他の大きな動物たちの、その大きさが規格外すぎる。体長5mを超えるナマケモノ、コモドオオトカゲの倍ほどあるトカゲ、3mの陸上カメ、こわいこわい。そしてその動物達の絶滅理由が「人間による狩猟」の多いこと多いこと。本書で一番驚かされた動物は地上性のフクロウである。イラストのせいか、なんか違和感しかない。2014/06/28

三森紘子

5
気になるとこだけ拾い読み。ダントツでかっこよかったのは肉食フクロウのオルニメガロニクス・オテロイさんだった(さん付けしたくなるかっこよさ)。クラウザーさんみたいなノリで讃えたくなる。2015/08/07

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