内容説明
「いま、書の神が降りてきた!」見る者の魂をふるわせ、勇気を与えてくれる感動の書。
目次
1 代表作と最新作より(飛翔;共に生きる ほか)
2 二十歳の初個展より(如是我聞;月光 ほか)
3 般若心経(般若心経(十歳)
般若心経(二十五歳))
4 建長寺展より(風神雷神;青龍朱雀白虎玄武 ほか)
5 墨の夢(龍;鬼 ほか)
著者等紹介
金澤翔子[カナザワショウコ]
小蘭。1985年東京生まれ。5歳で母・泰子に師事し、書道を始める。10歳のとき、「般若心経」を書く。2005年12月、銀座書廊ではじめての個展「翔子・その書の世界」を開催、帝国ホテルにて初の席上揮毫。その後、鎌倉の建長寺、京都の建仁寺、奈良の東大寺、平泉中尊寺等、各地で個展・席上揮毫。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」の題字を手掛ける。現在も全国各地を飛び回り、個展、席上揮毫を行っている。今、最も注目される若手書家の一人である
金澤泰子[カナザワヤスコ]
蘭鳳。1962年明治大学入学。在学中に歌人馬場あき子に師事。書道「学書院」の柳田泰雲に師事。1985年翔子誕生。1990年大田区に久が原書道教室を開設。1998年書道「泰書會」に入会・柳田泰山に師事。金澤翔子と共に全国各地を訪れ個展を開催し、また自身の講演に飛び回る日々(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おみか
11
本当にぜひ多くの人の目に触れて欲しいと心から思える作品。 字には、そこに現される本質の全てが含まれているんだと 気づくことができる。 本当に同一人物が描いたものなのだろうかと思うほど受ける印象が 違う・・・ お母様が書かれた文を読まなくてもこころに迫り涙が出てくる。 読めばなおさらこぼれてくる。 翔子さんは無垢で優しいそうだが優しいということは とても強く厳しいということだと字を拝見して感じた。 少し遠くても以前こちらの方面にこられた際 足を伸ばしておけばよかったな。2013/07/07
退院した雨巫女。
8
《調剤薬局》翔子ちゃんの文字は、相変わらず迫力あるなあ。2019/05/28
ヌー
1
躍動感にあふれ、迫力のある書。 今の自分にとって、とくに「静」の書にひかれる。 お母様の文章も、奥深く読ませていただきました。2016/09/26