ジョージ・ポットマンの平成史

ジョージ・ポットマンの平成史

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479392255
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C0095

内容説明

ファミコン史、ブログ・ツイッター史、マンガの汗史、人妻史、童貞史、友達いないと不安史、路チュー史、オネエ史…誰も調べようとしなかった日本の歴史を、あるイギリス人学者が明かした。

目次

1章 ファミコン史―平成時代、ファミコン世代は日本をどう変えてゆくのか?
2章 ブログ・ツイッター史―平成時代、なぜ日本人は「カルボナーラなう」とつぶやくのか?
3章 マンガの汗史―平成時代、なぜマンガで汗の描写が激減したのか?
4章 人妻史―平成時代、なぜ人妻大好きブームが到来したのか?
5章 童貞史―平成時代、なぜ童貞が高齢化したのか?
6章 友達いないと不安史―平成時代、なぜ日本人は便所で食事をするのか?
7章 路チュー史―平成時代、なぜ日本人はストリートキスを好むのか?

著者等紹介

ポットマン,ジョージ[ポットマン,ジョージ][Potman,George]
1955年イギリス・リヴァプール生まれ。駐在武官であった父と共に来日。幼少期を日本で過ごし、日本文化への興味を抱く。高校時代、留学のため再来日。1年間を神奈川県川崎市で過ごす。ヨークシャー州立大学で日本文化を研究し、博士号取得(歴史学)。現在、ヨークシャー州立大学歴史学部教授。歴史学の視点で現代日本を分析し、大胆な仮説で知られる新進気鋭の歴史学者

高橋弘樹[タカハシヒロキ]
テレビ東京制作局プロデューサー・ディレクター。1981年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。ディレクターを経て、プロデューサー・演出・構成

伊藤正宏[イトウマサヒロ]
放送作家。1963年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部中退。第三舞台で俳優として「天使は瞳を閉じて」などに出演。その後、放送作家に転身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

13
イギリスのヨークシャー州立大学の日本研究家であるジョージ・ポットマン教授が「平成時代の日本文明の特殊性を分析」した番組の書籍化。研究内容はファミコン史、人妻史、友達いないと不安史etcと様々。勿論、ジョージ・ポットマンなる教授は架空の存在で、真面目に考察しているようで ファミコン史内では「PC原動機(エンジン)」や「大きい運転(メガドライブ」という書き方をしていたり、ブログ・ツイッター史では(続く2020/02/09

のっち

8
☆☆☆★ 図書館本。出来れば平成最後に読み終えたかったが、令和初となりました!「ファミコン史」や「J-POP史」からサブカル路線かと思いきや、後半「人妻史」や「童貞史」といった内容に。キワモノ本の類かと思ったものの、これがなかなか学術的に良く調べ上げられていて、一読納得の平成文化史だった!TV番組の「脱力タイムズ」に近いと感じたが、一見惚けたような内容ながら、調査力の凄まじさのギャップが凄い!強いて言うならば、所々翻訳の仕方が鬱陶しく感じた。「GReeeeN」を「緑いいいい色」など。だが総体的に満足!2019/05/04

anken99

8
大当たり!こんな番組、あったとは知らなかったなあ〜。あの「カノッサの屈辱」にも通じる現代文化論。イギリスの教授の目に映る現代日本とは、かくも奇異なものなのかもしれない。ファミコン史と人妻史が、特に傑作。なかなかたまらない作品だった。2018/01/18

薬学やっくん

6
★★★★★かつてテレビ東京で放送されていた番組「ジョージ・ポットマンの平成史」を単行本化。どんなにくだらないテーマでも斬新な切り口で解析を進め、非常にアカデミックな内容に仕上げあれており、毎週楽しみに観ていた。最近、DVD化された商品を拝見し、今だからこそポットマン教授の書籍に触れたいと思い、楽天で最後の一冊を購入。どのテーマにおいても、赤線廃止、集団就職が、実は今の平成における大きな影響を与えたのではないかと推測して止まない。と、この真意の分からない内容、今で言う脱力タイムズ好きには特にオススメです。2017/03/26

HA

5
この本をネタ本、とんでも本の類と断じるにはあまりに難しい。即ち、本気で現代歴史学・民俗学の参考資料として使えると断言せざるを得ない。 一見下らないと思える「ファミコン」「友達」「人妻」「童貞」エトセエトラ・・・ これらの事柄の歴史は時として平安まで遡り、そして現代に恐るべき結果として存在している。 これは爆笑であり感嘆のワルツである。そして、如何に西洋文明の影響が日本を変容させて来たのか、それが分かる、ある意味恐ろしい一冊ではないだろうか。2013/11/09

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