内容説明
ロンドン、オタワ、ボンサミットなど、20数回の首相外遊に随行。永田町にもっとも近い医師の憂愁と回想。鈴木善幸、中曽根康弘…総理たちの素顔と本音。
目次
1 総理外遊の随行医となる(総理の主治医になる;初の外遊随行;晩餐会での食事;満を持して訪米へ;がんの宣告)
2 二度目の総理随行医(中曽根総理、初の外遊;ロン・ヤス時代の幕開け;相手が大きければ大きいほど;ヨーロッパ歴訪)
3 忘れ得ぬ人たち(ある外交官の死;ある政治家の死)
著者等紹介
水町重範[ミズマチシゲノリ]
1946年岐阜県生まれ。日本医科大学を卒業後、慶應義塾大学病院内科を経て、1982年に東京・新宿の第一生命ビル内に水町クリニックを設立。歴代総理である岸信介、鈴木善幸、中曽根康弘らの主治医、外遊随行医等を務めた。ヴェルサイユ、オタワ、ロンドンサミットなど、首相の外遊随行23回は歴代最高記録。主宰する水町メディカルクラブは会員制の予防・治療医学のメッカとして政財界、文化人、芸能人などの人たちに最高水準の医療を提供しているが、その理念、経緯は、直木賞作家・半村良の小説『高層街』に詳しく紹介されている。2003年、癌に対する第四の治療法として「活性化自己リンパ球免疫治療」のための組織を発足させた(タカラバイオ(株)と共同)。さらに握るだけで判る手掌大の携帯心電図を患者に持たせ、水町クリニックと慶應義塾大学病院が24時間連携・対応する緊急管理システムを確立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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