まさかの墜落

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784479391555
  • NDC分類 538.88
  • Cコード C0095

内容説明

あり得ない爆発、パイロットの異常行動など、これまでとは違う事故の真相が明らかに!この一〇年間に起きた主要航空機事故一八件を解説する。

目次

新しい事故の「流れ」の始まり
第1部 人が設計する怖さ(ボーイング747、燃料タンク爆発;MD‐11、操縦室天井裏火災;ボーイング757、着陸寸前滑走路の照明が消えた;リアジェット35、操縦者酸欠で墜落;MD‐83、ジャッキスクリューの磨耗;コンコルドの墜落;A330、大西洋上の全エンジン停止;A300‐600、垂直尾翼脱落)
第2部 人が操縦する怖さ(MD‐11、着陸に失敗し裏返し;MD‐82、雷雨中の着陸強行でオーバーラン;ボーイング767、自殺が疑われる墜落;ボーイング737、過大な速度、急勾配の進入;ボーイング737、インド住宅街へ着陸直前に墜落;ヘリコプターAS332とセスナ172、空中衝突;ボーイング747とDC‐10、駿河湾上空の異常接近;TU154とボーイング757、ドイツ空中衝突;ボーイング727、着陸直前に樹木に接触、MD‐10、横風着陸の失敗)
まさかの墜落は、これからも続く

著者等紹介

加藤寛一郎[カトウカンイチロウ]
1935年、東京都に生まれる。1960年、東京大学工学部航空学科を卒業し、川崎重工業に入社。その後、アメリカ・ボーイング社を経て、1971年、東京大学工学部航空学科助教授、1979年、同学科教授、1996年、同大学名誉教授となる。2004年より防衛省技術研究本部技術顧問。工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nob

8
以前ではあり得ないと考えられていた要因で1997年~2007年に発生した18の航空機事故を紹介している。特に印象に残るのが、第15章(駿河湾上空ニアミス)と第16章(ユーバーリンゲン空中衝突)の二つの事故。なぜ過去の教訓をいかせなかったのか。最近のボーイング737Max連続墜落など、教訓をいかせねば事故は減るはずがないだろうと感じた。この本では事故発生に至るメカニズムに重点を置かれているため、事故後の安全対策といった内容は多く取り上げられておらず、少し物足りなく感じてしまった。2019/05/19

らぴ

5
かなり航空機の設計や機械的なことを知っていないと理解しにくい本。む、難しかった。2010/04/25

aki

1
設計不良を原因とする1章と人災を原因とする2章で構成される数々の航空事故を記載する本です。変に〇〇だったらとか脚色せず、技術的な問題点、当時の判断の妥当性などを記してあります。一番印象に残ったのは、静岡上空のニアミス事故とその1年後のドイツ上空の衝突墜落事故…きっかけは違うにせよ途中から同じ状況で同じように事態が推移していくのが非常に印象的でした。同じリスクを抱えていたら同じように発現することよくわかりました。 航空機に比べると、なぜ世の中一般的的な失敗はこれほどまで繰り返すのか…2022/04/06

ひろし

1
探究目的で図書館から借りて。 最後は合唱コンクールの休憩時間に読んでバスの車中で読了。 墜落の内容はまさかものもばかり。2013/08/28

くろかわ

0
個々の事故に至る過程は興味深いが、掘り下げが足りず、「それで?」という読後感。2008/11/14

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