内容説明
機体を襲う激しい衝撃波、生命を賭した速度競争。イエーガーら希代の名手らが挑んだ人類未踏の領域「超音速」。天才パイロットはいかにして「音の壁」を破ったか。
目次
第1章 立ちはだかる「音の壁」
第2章 超音速、人類未踏の領域
第3章 遷音速機開発競争
第4章 XS‐1計画、陸軍空軍の手へ
第5章 チャック・イエーガー登場
第6章 音速突破
第7章 より速く、より高く
第8章 マッハ二・四四の絶体絶命
終章 優秀な者から死んでゆく
著者等紹介
加藤寛一郎[カトウカンイチロウ]
1935年、東京に生まれる。1960年、東京大学工学部航空学科を卒業し、川崎重工業に入社。その後、アメリカ・ボーイング社を経て、1971年に東京大学工学部航空学科助教授、1979年に同学科教授となり、1996年、同大学名誉教授。1996年から5年間、日本学術振興会理事。工学博士。2004年より防衛庁技術研究本部技術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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