内容説明
どうせ乗るなら、カッコいい車いすがいい!25歳の通勤途中の事故で、突如車いす生活に突入!ある日、突然襲ってくる不慮の出来事に、あなたやあなたの友だち・家族が見舞われたら―あなたならどう対応するだろうか。「障害者=がんばりやさん」と思われがちだけど、それだけじゃない。障害があってもなくても、私は私。傷ついたり落ち込んだり、うれしかったり楽しかったり。おんなじなんだよ。車いすの本音をリアルに綴るエッセイ集。
目次
プロローグ ひとごとじゃないよ
第1章 私たちはそんなに気の毒じゃないし、かわいそうでもない(我慢しないで;障害者になったことに後悔はない! ほか)
第2章 障害があっても、オシャレはしたい!(挫折!;もう恋愛はしない ほか)
第3章 はじめの一歩はなかなか踏み出せないけど、出てしまえばなんとかなるよ(さまざまな出会いをつくりだす旅;わたしをバスに乗せて! ほか)
第4章 ボランティアは他人のためじゃなく、自分のためにするものなんだ(障害者はかわいそう?;ボランティアは自分のためにするものなんだよ ほか)
著者等紹介
石川ミカ[イシカワミカ]
1969年山口市生まれ。地元の短大を卒業後、損害保険会社に就職。1995年8月、通勤途中に駅の階段から転落し、頚髄損傷を負う。25歳だった。リハビリの成果で、手は日常生活に支障がないまでに回復したが、足は麻痺が残り、常時車いすを使っている。自分が事故に遭うまで、障害者を見たこともなければ、車いすのことさえ、よく理解していなかった。1998年4月、ソーシャルワーカーを目指して聖カタリナ女子大学社会福祉学部に入学。はじめての一人暮らしが障害をもってからの挑戦であり、厳しさを味わう。翌年、山口県立大学社会福祉学部へ編入学。山口市内のアパートで一人暮らしをはじめる。2000年8月、結婚。2002年3月、卒業。現在、バリアフリー推進コンサルタント、福祉住環境コーディネーターとしてフリーランスで活動中。小・中学校での講演活動も多い。バリアフリーゆかたプロジェクト事務局長
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