だいわ文庫<br> ショージ君の老いてなお、ケシカランことばかり

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だいわ文庫
ショージ君の老いてなお、ケシカランことばかり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479321422
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

見るもの聞くもの、腹の立つことばかり--でもそれを笑いに変えてしまうのが東海林さだお流。「パンツを叱る日が来たら、もうこわいものはない!」と、老いの不自由や不条理をユーモアで包み込み、読者を爆笑と共感の渦に誘います。

郵便局で怒鳴る老人、ピーピー鳴る冷蔵庫に語りかける主婦、つまずかされた石に説教をはじめるオバサン……日常にあふれる“叱る対象”とのやり取りが、滑稽でいてどこか切なく、どこか自分のことのよう。さらに「昭和の匂い」「昭和の音」をめぐる記憶の旅では、万年筆のインクやアセチレンガスの匂い、牛乳ビンの音や氷屋のシャキシャキという音が、読者の五感と懐かしさを刺激します。

相田みつを論や、欠伸・Tシャツ・焙じ茶まで、あらゆる物事を“面白がって”生きる知恵が満載。深刻になりがちな老いの時間を、軽やかに、明るく、そして哲学的に捉える本書は、すべての中高年に効く「笑いと共感のビタミン剤」です。



【目次】

内容説明

パンツがいけない。パンツのせいでこうなった。パンツを叱りつけたい。パンツを睨みつけるのだが適切な言葉が思い浮かばない。「責任者呼べ!」と叫ぶメイワク老人を横目に、我々もまた、つまずいた石に、パンツをはくにもよろめく体に、腹を立ててはいないだろうか。デビューから55年超。米寿を迎えてもなお、日本の漫画・エッセイ界の最前線で走り続ける東海林さだお氏が、年齢による肉体の衰えについて、逆に衰えることのない好奇心とユーモアについて、変わっていく死生観について、おおいにつづり、語りつくす。

目次

見るもの聞くもの、腹の立つことばかり
水分を小まめに
懐かしきかな“昭和の音”
ニュースタイルお節
「序で」の力
相田みつを大研究 名言を量産したっていいじゃないか、書けるんだもの
頭のふりかけ購入記 薄毛はモウこわくない
葛湯の実力
白湯の力
遠ざかる青春 懐かしき早稲田の街を歩いてみれば
焙じ茶をめぐる冒険
明るい自殺
ああ疎開
昭和の蝿を懐かしむ
行って楽しむ行楽弁当
寂しいのはお好き? 定年後、世捨て人のすすめ
インタビューページ 米寿のショージ君、いまを語る

著者等紹介

東海林さだお[ショウジサダオ]
1937年、東京都生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学第一文学部露文科中退。70年『タンマ君』『新漫画文学全集』で文藝春秋漫画賞、95年『ブタの丸かじり』で講談社エッセイ賞、97年菊池寛賞受賞。2000年紫綬褒章受章。01年『アサッテ君』で日本漫画家協会賞大賞受賞。11年旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ちさと

30
「好奇心とユーモア、あとは引退しないで続けられる何かがあるといい」というアドバイスで締めくくった東海林さだお最新刊(最後の語りおろし以外は旧作の寄せ集め)。パンツを叱れるようになれば怖いものはない!とユーモアたっぷりに生きながらも、しっかりとした死生観は持っていて、「明るい自殺」はしょうじさんだから書いてもいい文章だなぁと思った。激しく同意。さて、今回は「老い」にまつわるアンソロジーなので、一緒に年を取ってきた高齢の読者に忖度した大きめの字で書かれているのもポイント。母親にも渡すつもり。2025/10/18

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