内容説明
本当の自分は、一体どんな人間なんだろう―。そんな秘密を解き明かす「パーソナリティ心理学」の入門書がついに文庫になりました。常に満席の講義で3年連続ハーバードの人気教授に選ばれた、ちょっぴり皮肉屋でユーモラスな著者が、「自分を知る」という大人の自己分析をご案内。性格は遺伝で決まるのか?育った環境は性格にどれくらい影響するのか?そんな疑問にこたえる、さまざまな心理テストも掲載しています。多面的な自分を受け入れたり、他者の性格を理解することで、人間の可能性を広げてくれる一冊です。
目次
第1章 あなたを閉じ込めている檻―“メガネ”を変えて世界を見る
第2章 「自分の性格」を理解する―五つの要素で適性がわかる
第3章 別人を演じる―大切なもののために性格を変えるということ
第4章 「タマネギ」か「アボカド」か―場に合わせるか、信念に従うか
第5章 主体的に人生を生きる―運命はどのくらいコントロールできるのか?
第6章 性格は寿命も左右する―すべてを勝負にする人、しない人
第7章 クリエイティビティは「才能」ではない―独創的な人ほど性格が悪い?
第8章 住んでいる場所が「生活の質」を決める―SNSで回復する人、疲れる人
第9章 「パーソナル・プロジェクト」を追求する―人生をかけて達成したいことを見直す
第10章 自分を変える挑戦―幸福な人生を自分でつくる
著者等紹介
リトル,ブライアン・R.[リトル,ブライアンR.] [Little,Brian R.]
パーソナリティや動機付けをテーマにした心理学分野で世界的に有名な研究者。大学教育界のノーベル賞とも呼ばれる「3Mティーチング・フェローシップ」受賞。ケンブリッジ大学ウェルビーイング・インスティテュート特別研究員、カールトン大学特別教授。ケンブリッジ大学心理学部、ケンブリッジ・ジャッジ・ビジネス・スクール、カールトン大学、マギル大学、オックスフォード大学、ハーバード大学などで教鞭をとり、常に満席の講義によって、3年連続ハーバード大学の人気教授に選出された
児島修[コジマオサム]
英日翻訳者。1970年生。立命館大学文学部卒(心理学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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