だいわ文庫<br> 言葉の園のお菓子番―復活祭の卵

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だいわ文庫
言葉の園のお菓子番―復活祭の卵

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479320685
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

『活版印刷三日月堂』著者が心を込めて描く、
癒しと再生の予感に満ちた感動の人気シリーズ、第4弾!

『活版印刷三日月堂』などのヒットシリーズを手掛ける著者が、出会い、言葉、繋がること、喪失と再生、成熟をテーマに描く、「言葉の園のお菓子番」シリーズ4巻。

亡き祖母が通っていた連句会・ひとつばたごに出合い、その縁から再び書店員としてブックカフェで働きはじめて一年弱。本と人を繋げるイベントの企画や連句大会への参加を通して、主人公・一葉は初めてのことや不安なことに向き合い、ゆっくりと、確実に、ひとつひとつを乗り越えていく。
そんななか、連句会のメンバーから、主宰・航人の過去と関わるある人物の情報がもたらされ──。

人と人が深くつながることが難しくなりつつある昨今、穏やかで深いつながりをもたらす「連句」という場を舞台に、職を失ったもと書店員の20代後半の女性主人公が、自分に何ができるのか、何がやりたいのかを問いながら、さまざまな人と出会い、その縁に導かれながら未来へ進んでいく姿が共感を呼び、勇気をもらえるストーリー。
温かな読み味にほろりとさせる描写が溶け込んだ、優しく穏やで前向きな物語6話で構成された連作集。

変化しながら前へ進み、後ろには戻らない連句のルールとシンクロするように、迷いながら進む道の先は新しい出来事や出会いへと繋がり、過去の痛みはいつしか豊かな可能性へと変わっていく。
温かな共感と勇気が胸に満ちる感動の人気シリーズ、待望の最新巻!

内容説明

亡き祖母が通っていた連句会・ひとつばたごに出合い、その縁から再び書店員としてブックカフェで働きはじめて一年弱。本と人を繋げるイベント企画や連句の大会への参加を通して、一葉は初めてのことや不安なことに向き合い、ゆっくりと、確実に、ひとつひとつを乗り越えていく。そんななか、連句会のメンバーから、主宰・航人の過去と関わるある人物の情報がもたらされ―。変化しながら前へ進み、後ろには戻らない連句のルールとシンクロするように、迷いながら進む道の先は新しい出来事や出会いへと繋がり、過去の痛みはいつしか豊かな可能性へと変わっていく。温かな共感と勇気が胸に満ちる感動の人気シリーズ、待望の第4弾!

著者等紹介

ほしおさなえ[ホシオサナエ]
1964年東京都生まれ。作家・詩人。1995年『影をめくるとき』が第38回群像新人文学賞優秀作受賞。2016年『活版印刷三日月堂 星たちの栞』が第5回静岡書店大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

200
シリーズ第4弾になっても、全く連句のルールがわからないと見せかけて、漠然とだが少しだけルールがわかってきたかな。連句のルールを少し理解して自分の視野が広がったように、ひとつばたごとを通して、一葉の世界が大海原は漕ぎ出すように更に広がったと思う。そして、航人さんの過去。なんとも切なくやりきれない過去で、まさに人に歴史ありだね。一葉、航人さんを含め、みんなが明るい未来だと信じて、前へ前へと前進あるのみで、人生を歩んでほしい。そんなわけで、漠然とわかった連句であるが、新作が出る頃にはたぶん忘れてる(笑)。2023/10/29

あすなろ

118
お菓子番シリーズ4巻目。今迄の系譜より外の世界へ出ていく感ある本巻であった。小説は主人公一人の想いだけじゃ書けず、主人公が思いもよらない事を言う他者が出て来ないと面白くない…。本作中にそんな台詞があるがその通りで、いつもより広い世界を連句とその句会を軸に扱っている感あり。いつものお菓子番の事も含め、興味深く読了はしたのだが、ちょっと散漫な感も正直あったかな。ただ、ほしお氏は協力者と連句を実際に編んだりして本シリーズを進めて居られる事にはいつも素晴らしいと思う。2024/02/25

KAZOO

113
シリーズ第4作目です。今回は主人公が勤めるブックカフェでの短歌のイベントを中心とした中でのやり取りが主題となっています。連歌の会もまた続いていてそのやり取りも楽しいものがあります。4回目ともなると私も少しはこの連歌というものが若干わかるようになってきました。また毎回の和菓子も(実際にあるのでしょうが)おいしそうなものばかりで食べたくなります。2023/09/29

シナモン

112
連句も人生も前に進むことしかできない。迷いながら選んだ先に新たな出会いがあってそうやって世界がふくらんでいく。素敵な句を楽しみながら背中を押してもらえたような気がします。ほしおさなえさんのシリーズはどれも地に足がついてるというか、落ち着いた文章で読んでて心が穏やかになります。そんなところがとても好きです。2023/10/08

のぶ

87
本書が出ている事に気がつかず、第五弾の「未来への手紙」を先に読んでしまったが、問題なく普通に読む事ができた。祖母の遺したメモがきっかけで連句会に参加することになった一葉。上野桜木のブックカフェで働きつつ、関連イベントや、月次の連句会への参加、お菓子の調達など、連句を中心に充実した毎日を過ごしている様子がよく伝わってきた。また本作ではひとつばたごのメンバーの航人さんの過去が分かったりして興味深く楽しんだ。だが連句の世界は相変わらず分かり難く、細かい決め事も多く自分が参加するのは無理だと改めて感じた。2024/07/29

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