内容説明
暗くなっていく空に、1つ、また1つと輝きはじめる星たち。どれもみな同じ顔にみえる星には、みな名前があることを知っていますか?夜空には、ふしぎなことが満ちあふれています。この本では、天体のひみつから、88星座の見つけかた、まつわる神話や伝説、宇宙の基礎知識、最新の天文情報まで、星空の楽しみかたをギュッと凝縮。本書を片手に、どこまでも広がる美しい夜空を旅しましょう!
目次
はじめに 星空の教室へようこそ
星座を探す前に―知っておくと便利なこと
春の星空の見どころ
夏の星空の見どころ
秋の星空の見どころ
冬の星空の見どころ
南半球の星空の見どころ
おわりに 夜空を見上げるしあわせ
著者等紹介
永田美絵[ナガタミエ]
大学卒業後、天文博物館五島プラネタリウムに就職。現在は株式会社東急コミュニティー運営のコスモプラネタリウム渋谷でチーフ解説員として日々宇宙を語っている。NHKラジオ第一「子ども科学電話相談」の天文・宇宙関連を担当。東京新聞で連載「星の物語」を執筆中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
❁Lei❁
11
まるで本当にプラネタリウムにいるような気分になれる一冊。それもそのはず、執筆されているのは実際のプラネタリウムの解説員さんです。春夏秋冬の星座に加えて、日本からでは観測できない南半球の星座まで網羅されています。そして、それらの星座の見つけ方や、星座にまつわる神話のエピソードがわかりやすく語られています。本書を読んでいると、シートに深く腰掛け、快適な心地で満点の星空を眺める、あの楽しい瞬間を思い出します。他にも、星にまつわる地学的な知識や、星座早見盤の使い方、望遠鏡の選び方まで説明されている実用的な本です。2025/07/06
ともっち
4
永田 美絵さんの本を読むのはこれが3冊目。 下記は、この本の「はじめに」の章に書かれている内容です。 「人間は上を見上げていると、落ち込むことができないんですよ。上を見ると脳はポジティブなこと、成功したこと、未来のことを考える。でも下を向くとネガティブなこと、失敗したことなどを考えがちなんですよ。」 「疲れたときや落ち込んだとき、考えごとをするときは空を見上げてみてください。」 15分でもいいのでそういう時間を作ろうと思いました。 新月の前後の日がいいそうです。2023/05/14
ささかまん
3
サクッと読めて星座入門にはいい一冊でした。 星座にまつわる神話面白かったです2024/12/30
Q-to
2
文庫本のこのサイズですごく勉強になります。 星座について高校の時に地学で少し習ったくらいで、ほぼない状態でした。 それでも筆者がものすごく星や天体、夜空が好きなんだなと感じました。 好きなものを好きになってもらいたいという気持ちに惹かれ、あっという間に読み終わりました。 星座の解説も分かりやすくて良いのですが、何よりコラムだったり、星座の歴史だったりも説明してくれるので、早く星空を見たくなりました。 2023/05/02
kinaba
1
主に星座の本。なるほど2023/08/29