だいわ文庫<br> おいしいアンソロジー お弁当―ふたをあける楽しみ。

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だいわ文庫
おいしいアンソロジー お弁当―ふたをあける楽しみ。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479320333
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

お弁当の数だけ物語がある。日本を代表する文筆家の面々による41篇のアンソロジー。幕の内弁当のように、楽しくおいしい1冊です。
《作家一覧》
木内昇、武田百合子、江國香織、池部良、立原えりか、阿川佐和子、金井美恵子、原田宗典、林真理子、椎名誠、川本三郎、角田光代、沢村貞子、矢部華恵、向田邦子、入江相政、洲之内徹、阿川弘之、南伸坊、八代目 坂東三津五郎、山本周五郎、吉本ばなな、酒井順子、白石公子、池波志乃、野上彌生子、泉昌之、吉川英治、筒井ともみ、穂村弘、杉浦日向子、高濱虚子、幸田文、東海林さだお、吉村昭、吉田健一、池波正太郎、中坊公平、獅子文六、内田百?、永井荷風、梅崎春生、山崎ナオコーラ、小川糸

内容説明

手作りのマグロ粕漬け、一品勝負の絶品の壷漬け、あいだに玉子の層があるのり弁、底に敷き詰められたカレー…。誰にでも、自分だけの思い出のおかずがある。五分休みの早弁、童謡のモチーフになった(?)かつぶし弁当、姉が母の代わりににぎった不恰好なおにぎり、運動会のいなりずし…。お弁当にまつわる、ちょっと笑えたり切なくなったりする思い出たち。誰もが知る、お弁当のふたを開けるときのワクワク感が個性豊かにつづられた、44篇の珠玉のアンソロジーです。

目次

弁当三十六景(木内昇)
お弁当(向田邦子)
かっこいいおにぎり(穂村弘)
のり弁の日(江國香織)
敗戦は日の丸弁当にあり(池部良)
かつぶし弁当(阿川佐和子)
おにぎりころりん(杉浦日向子)
白い御飯(金井美恵子)
ウサギ林檎のこと(原田宗典)
笑う弁当(林真理子)
早弁の発作的追憶(椎名誠)
赤いアルマイトのお弁当箱(池波志乃)
二段海苔と三色御飯の弁当(川本三郎)
私のお弁当(沢村貞子)
汽車弁当(獅子文六)
弁当くん(矢部華恵)
お上のお弁当を食べた話(入江相政)
弁当熱(角田光代)
〈ほっかほっか弁当〉他 抄(洲之内徹)
お弁当(南伸坊)
弁当恋しや(阿川弘之)
弁当(八代目坂東三津五郎)
お弁当…無責任時代の象徴(酒井順子)
むすび(野上彌生子)
夜行(泉昌之)
母の掌の味(吉川英治)
手のひらに抱かれた米(筒井ともみ)
暗がりの弁当(山本周五郎)
母のいなりずし(立原えりか)
贈物(高濱虚子)
ケンタロウ大好き!(吉本ばなな)
おにぎり抄(幸田文)
空弁体験記(東海林さだお)
駅弁(吉村昭)
信越線長岡駅の弁当(吉田健一)
お弁当(武田百合子)
弁当(B)(池波正太郎)
シューマイ弁当 背負ったものを、切り落とし(中坊公平)
姉のおにぎり(白石公子)
無塩のにぎり飯 鹿児島阿房列車後章より(内田百〓)
断腸亭日乗(抄)(永井荷風)
腹のへった話(梅崎春生)
弁当(山崎ナオコーラ)
運動会の栗ご飯(小川糸)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさか

41
2013年9月PARCO出版刊行のアンソロジーお弁当。を改題し、宇野千代さんのものをカットし、新たに4編を追加して、2022年11月だいわ文庫刊。44編のお弁当テーマのアンソロジー。父や母、または姉等の作ってくれた想いが込められたお弁当という話がいくつかあり、しかもその話はかなり面白く、人の中に残るものなんだと感心するやら羨ましいやら…。総じて、楽しめました。カットされた宇野千代さんのものが気にかかります。2023/06/02

くろにゃんこ

37
たくさんの方からなるアンソロジー。おにぎりをにぎりたくなります(笑)最近のお馴染みの作者さんからテレビで観る俳優さん等々。陛下のお弁当の話にはビックリしました。そしてまさに終戦のあの日のお弁当など・・・とても幅広くてじっくり堪能させていただきました♪2023/04/11

コジ

27
★★★★☆ 食エッセイの中でも「お弁当」テーマはズルい!子供の頃の運動会、学生時代のお昼、観劇の幕間などなどお弁当の思い出は尽きない訳で、それをアンソロジーにされたら読まずにはいられないじゃないですか。子供頃には気づかなかったお弁当に込められた母親や家族の愛情。誰かに食べ欲しくて腕を振るうお弁当などなど。冷めても美味しいお弁当は思い出はホッカホカ。2023/05/05

pirokichi

24
武田百合子、江國香織、杉浦日向子、小川糸、何と!高浜虚子など44人のお弁当に纏わるエッセイ。おにぎり多し。ほおばりたくなる。美術エッセイスト・洲之内徹氏が読者・幅尚徳さんのことを書いた「〈ほっかほっか弁当〉他 抄」は最も印象に残った。44篇を読み終えて我が母を思った。商店を営み元日以外朝早くから晩まで働き通しの中、毎朝弁当を拵えてくれた母。運動会の前夜には指を黒くして栗飯の栗を剝いてくれた母。いなり寿司が得意でたくさん作っては近所に配っていた母。母の愛情にあらためて気づかせてくれた本書。ありがとう。2023/04/13

みなみ

23
お弁当にまつわる思い出を紹介するアンソロジー。44篇も入っていて、初めましての著者の方も沢山いた。楽しい思い出ばかりではなく、切なかったり苦い思い出もあるけれど、作ってくれた人との思い出と結び付いていて、心があたたかくなった。なかでも、白石公子さんの姉が不慣れながらも作ったおにぎりのエピソードにほっこりしつつ読了。2024/07/26

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