出版社内容情報
精神科医Tomy[セイシンカイトミー]
著・文・その他
内容説明
身近な人のちょっとしたひと言が気になってずっと頭を離れない。ポロッと口にしてしまった自分の言葉を昨日も今日も後悔している―。そんなことはありませんか?いちいち気にしたくないけれど、どうしても気になる。そんな嫌な気持ちを断ち切りたいあなたへ。ツイッターで大人気の著者が、日々のあれこれを気にしてしまう読者に心がほぐれるアドバイスと超実践的な対策を伝授。
目次
はじめに 「気になる」って何かしら?
第1章 気にしない人が幸せな理由
第2章 他人が気にならなくなる考え方
第3章 気持ちがラクになる人生のひみつ
第4章 それでも気になるときのセルフケア
第5章 自分を少し変えたいあなたへ
おわりに 「気にしない力」とは何か
著者等紹介
精神科医Tomy[セイシンカイトミー]
1978年生まれ。某国立大学医学部卒業後、医師免許取得。精神保健指定医、日本精神神経学会専門医。2019年6月から本格的にツイッターの投稿を開始すると大きな反響を呼び、現在はフォロワー35万人超(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
65
分かっているのにどうしようが止まらない。気にしなくても大丈夫!と言ってもらっても本心なのか疑ってしまう…そんな自分に戸惑うばかり。この本を読んで良かったと思うのは、同じように気にし過ぎてしまう人、案外いっぱいいるのかもしれない。という安心感を与えてもらえたところ。どんなに素敵な言葉で解説されても、やはり性格はそう変われない。難儀だよ、まったくこの性格ときたら…。とまた溜息。それでも優しい語り口調で書かれたこの本からは、大丈夫、何とかなる。が絶えず発信されている。思いっ切り縋って、少しでも改善できればいい。2023/07/30
あきぽん
43
Tommy先生のTwitterフォローしてます。精神科医も?な人柄の人多いですがこの先生は本当に優しくて的を得ていて大好きです。メンタルを消耗させずに強く生きていくためのガイドとしてこれからも導いて欲しいです。2023/05/26
mayu
30
幼い頃から今に至るまで、気にしいが止まらない。昨日の夜も私の事情や状況を何も知らない人から、その人の考え方を押し付けた言葉をぶつけられて眠れなくなった。眠れないのなら本を読もうと思って選んだ一冊。この気にしいを変えなければと思って二重ながんじがらめ状態、そうまさに私だ。本書の中には自分に当てはまる箇所が沢山あった。まずは気にする自分を認めてあげる事、他人の言葉を真に受けない。長年育ててきた気にしいは強情で、すぐに!とはいかないけれど、本のおかげで少し気持ちがラクになった。2023/08/01
katoyann
26
物事を不安に思い、気にしすぎている人に向けた簡単なアドバイスがまとめられている。心配事が起こる打率は低い。それにもかかわらず、不安になりがちな人は、気になることをカテゴリー化して、文章に書き留めておくと良いという。あと、心配になるのは、頭がお暇なときなので、何か夢中になれることや好きなことをたくさん作っておくと、気が紛れるという。短くて読みやすい。ただ、文章の分かりやすさとは裏腹に、内容は抽象的かつ一般論的。役に立つけど、まあ人の悩みって個別に事情が異なる気はする。疲れすぎに要注意。2022/11/09
アオイトリ
20
Twitter断捨離)論理的に捉えるとスッキリ。同じことが起きても気にする人と気にしない人がいる。その違いは生きる視点。未来を見ていると「起きるかもしれない悪いこと」がきりなくて不安になる。過去をみていると後悔ばかり。いま、ここ。相田みつをじゃないけど、現在が大事なんですね。今問題になっていることは気にして対応するけど、それがなければ何も気にせず、今を楽しむ。なるほど、楽観主義の上司はそのスタンスなのか、と腑に落ちました。2023/02/25