出版社内容情報
散歩やハイキングで見かける面白いキノコから怖い毒キノコまで、日本で見られる100種類を厳選。ハンディな「キノコ図鑑」の決定版
内容説明
日本で見られる97種の野生のキノコの世界。フィールドでのエピソード、日本人が親しんできた歴史や説話とともに菌類の個性的で不思議な生態や魅力が溢れる。
目次
1 アカマツ林・クロマツ林のキノコ
2 カラマツ林・カンバ林のキノコ
3 モミ・ツガ・トウヒ林のキノコ
4 ブナ・ミズナラ林のキノコ
5 コナラ・クヌギ林のキノコ
6 シイ・カシ林のキノコ
7 草地・路傍、果樹・スギ林のキノコ
著者等紹介
大海淳[オオウミジュン]
野遊び作家、エッセイスト、フィールドアドバイザー。1943年、愛知県生まれ。早稲田大学卒業。登山、釣り、山菜、薬草、きのこ採りをはじめ、広範にアウトドアを跋渉する自然派人間。薬草・きのこ塾“蓬莱仙人の植物学校”主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
66
小さい頃から近所の家の庭の木なんかに結構キノコが生えていて、身近な存在、だけど不気味すぎる存在として気になっていました。何もしていないのにいつの間にか生まれて、生えてて、形も個性的で何故か気になる、大人になってもまだ気になる。あんな生物います?!私はみたいな素人には、これだけの種類が存在するキノコは絶対に覚えきらないので、野生のキノコはとりあえず触らないに徹します。 2022/06/11
niz001
8
何かほぼ同時に出たキノコ文庫その1、写真が多い方。キノコの解説半分、エッセイ半分ってとこ。すべてカラー写真付きで楽しい。2022/02/22
むさみか
7
読むキノコの図鑑を 目指して書かれた本書は 好みにばっちりです キノコの図鑑にはかかせない 食・毒の見分け方、採取時期から 採取フィールド おすすめの食べ方まで 沢山は載っていませんが 簡潔にまとめられています 著者の体験に基づいたエッセイに キノコのいい出汁でてます 2022/06/02
ichigomonogatari
6
図書館の新刊本コーナーでみつけた。文庫本サイズのオールカラーで276種類のキノコの生態から逸話、毒性、味まで楽しく紹介する。どんなところでキノコを探せばいいのかも。全部読む前に期限がきてしまい残念だがキノコ狩りの魅力は十分伝わった。私もキノコ狩りに行きたい!2022/04/07
kaz
6
紹介されているキノコは食べることのできるものが多いが、やはり食用と毒とを見分けるのは至難の業。フィールドでのエピソードは、キノコの生態とは直接関係ないものも多いが、読んでいると癒されるものも多い。図書館の内容紹介は『日本で見られる97種の野生のキノコの世界。フィールドでのエピソード、日本人が親しんできた歴史や説話とともに、菌類の個性的で不思議な生態や魅力をオールカラーで紹介する』。2022/04/03