出版社内容情報
一人でどこへでも行けて愉しめる人は、凛とした素敵な人です。自信をもって人生を愉しむ心構えを知ることができる1冊です。
内容説明
ひとりを楽しめれば人生はもっと豊かになる。“「ひとり」であることと、不安の原因は別”“好きなものを好きなように食べる幸せ”“何かに熱中できる人は老いにも強い”“人とのちょうどいい距離感を探そう”“いつかやりたいことを、今やる”“小さなコミュニケーションを大事にする”岸本流ちょっとした工夫とヒントを紹介します。
目次
第1章 凛として「ひとり上手」
第2章 誰だって「ひとり上手」になれる
第3章 本当は贅沢な「ひとりごはん」
第4章 人生を楽しむ人は「熱中上手」
第5章 憧れの「ひとり旅」も一歩から
第6章 古い人づき合いにも「新しい発見」がある
第7章 これからが人生を愉しむ時間
終章 安全・安心な暮らしは自分で作ろう
著者等紹介
岸本葉子[キシモトヨウコ]
1961年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学教養学部卒業。生命保険会社勤務後、中国留学を経て文筆活動へ。日々の暮らしかたや年齢の重ねかたなどのエッセイの執筆、新聞・雑誌や講演など精力的に活動し、同世代の女性を中心に支持を得ている。18年4月よりEテレ「NHK俳句」の司会を月1担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
101
ひとりの時間を充実させたいな。ひとりごはん、ひとり旅、まだ私にはハードルが高いものでしたが確かに誰かと行くことで気を遣ったり行きたい所があっても遠慮して行けなかったりするよりは全てマイペースに自分で選択出来ることは良いなと思います。ひとりで間が持たない時は文庫本を常備。これは出来る!他人との話の切り上げ方で嫌な思いをさせない言葉も品があって良かったので使ってみようと思いました。ひとりだと、生活面で災害や病気に対する日々の備えが大事。細かいことでもいざという時のために備えておこうと思います。2022/04/13
katoyann
25
一人暮らしに関するエッセイ。独身のエッセイストが一人行動のコツについて、エピソードを交えながら書く。ハードルがやや高いのは、ひとり旅行。私も一人生活が長いから共感できる部分もあるが、女性と男性では事情が異なる。健康に気を配り、酒タバコはやらない生活のようなので、長生きしそう。そう言えば、一人暮らしのコツは近所との付き合い方にあるという。歳をとれば急な病に襲われて、救急を頼むということもある。そんなときに頼りになる人を一人見つけておくというか、風通しの良い関係を作っておくと安心だという。抜け目ない。2022/10/17
しばこ
13
ちょっとどんなものかな?と思ったので読んでみた。 自分は若い頃から一人で飲食店も映画もコンサートも旅行も行ってたので、この本の最初の方の、お一人様へ入門的な内容に、そこまで?とかそれはねえとか思う点はあったけど、一つのアドバイスとしてはそうなのかなとも思った。 結局はそれぞれのやり方で楽しめるのが一番!と言うところ。2022/06/06
団塊シニア
11
ひとりの時間をいかに楽しむか、やりたいことは今やる、熱中できるものがあれば老いに強い、人との距離感等共感できる内容である。2023/03/21
あやめ
11
良かった。ひとり旅ってそんなハードル高いものなんだろうか。出張ついでに少し観光みたいなのなら、けっこうあると思うけど。20代30代のころは思い立ったらふらっと旅にでることが多かったが、今後はこれまでよりは計画性や備えが多くなるのだろう。ひとりでも完結できるからこそコミュニケーションや挨拶、雑談はけっこう大事なもの。助け合える人を、わざわざその為に作ろうと焦らなくてもいいけど、身近な繋がりは大切だと思った。向こう10年で自分も新たなプラットホームを作ろうと思った。2022/08/12