出版社内容情報
孤独の人、サガンの言葉とは。その繊細で、愛と知性に満ちた人生を辿る。
内容説明
「幸福なときが正しくて、不幸なときは間違っている」十八歳で書いた『悲しみよ こんにちは』が爆発的にヒット、十代にして世界的名声と莫大な印税を手にし、時代のアイコンになった作家フランソワーズ・サガン。育ちの良さから滲み出る品格があり、なのに破天荒な生活を楽しむというギャップに、好き嫌いを含めて多くの人が夢中になった。「絶対知性」をもつサガンの言葉は、恋愛観にしても幸福観にしても、よくある聞き慣れた言葉とはまったく違う角度から光が当てられていて、一瞬ぎくりとさせられるけれど、深く心に残る真実がある。孤独を感じるすべての人にやさしく響く言葉を集めた一冊。
目次
はじめに サガン―「孤独」と「愛」をテーマに書き続けた作家
1 知性と孤独(相手に劣等感をいだかせない;やさしくない人 ほか)
2 恋愛と孤独(理解するというのは見逃すこと;悲しみよこんにちは ほか)
3 友情と孤独(悪友たち;ユーモアとは頭の良さ ほか)
4 文学と孤独(文学との出合い;神よりも人間への信頼 ほか)
5 孤独(孤独だからこそ、孤独にならないように努める;大勢のなかの孤独 ほか)
著者等紹介
山口路子[ヤマグチミチコ]
1966年5月2日生まれ。作家。核となるテーマは「ミューズ」、「言葉との出逢い」、そして「絵画との個人的な関係」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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フユコ
ジョゼ★ネコを愛する絵描き(趣味)
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みどりまん