出版社内容情報
怒りや不安、嫉妬…「負の感情」をコントロールすることで、人生は大きく好転する!アドラー心理学でわかる、自分を変えるレッスン。
岩井 俊憲[イワイ トシノリ]
著・文・その他
内容説明
負の感情は、自ら選んで使っている。イライラの裏にある4つの目的。「相手役」で不安の質が変わる。嫉妬の追体験をやめる。劣等感こそすべての感情の出発点…アドラー心理学をベースにしたカウンセリング歴30年超、のべ17万人に「アドラーの教え」を伝えてきた著者が、「ネガティブ感情の取り扱い方」を、実際に使用しているワークを使いながら、わかりやすく紹介!
目次
第1章 感情はコントロールできる
第2章 怒りで「本当の気持ち」に気づく
第3章 不安が人生の課題を教えてくれる
第4章 疑惑の点検で嫉妬から自由になる
第5章 憂うつで未来への力を蓄える
第6章 劣等感をパートナーにして成長する
著者等紹介
岩井俊憲[イワイトシノリ]
アドラー心理学カウンセリング指導者、中小企業診断士。1947年栃木県生まれ。上級教育カウンセラー。1970年に早稲田大学卒業後、外資系企業の管理職などを経て、1985年にヒューマン・ギルドを設立し、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バズリクソンズ
21
この本の前に先に「嫌われる勇気」を読んだ方がより内容がわかりやすいだろう。大事な言葉や説明の箇所には太字と線引きで目立つようにしてあり、読み手への配慮が感じられるが、真新しい発見は特になかったのが正直な感想。大体は皆、抱えている悩みは同じような事で、それを上手くコントロールすることから始まるとの出だし。憂鬱な気分を抱えている時は、実は次のステップへの充電期間の内容は一定の納得はできたが、トータルとして自分にとって大分印象は薄い。もう一冊の「人間関係が楽になる」の方は手に取らないだろう。2023/10/21
koike
3
「アドラー心理学入門」のメルカリ購入時に合わせて購入。アドラー心理学は岸見さんから入ったタイプで、野田さんの著作は図書館で借りたものの断念した口なのだけど、岩井さんの書き口は岸見さんにちょっと近いかな。「体系的に学びたい」よりは「ケースバイケースにどう対応すれば良いか」に近い、実践向けの本という感じです。こちらは「つい自分の感情が乱れてしまう」人向けかな。劣等感そのものは悪ではなく、コンプレックスにしてしまわないように上手く付き合うことで、成長へのバネにすることができる。この考えが心にあるかないかが大切。2023/06/25
農明(ノウミョウ)
3
時間軸に応じたプラスとマイナスの感情の持ち方がとても参考になりました。自分を責めると憂鬱、相手を責めると怒り、という考え方が新鮮でした。怒りという感情をどうコントロールするか勉強になりました。2021/08/11
たぐ
3
なるほどね。って思えるとこらは沢山あります。 自分自身が無意識でやってることや意識してやってることも整理されていて、なかなか興味深いです。 ただ、このアプローチだからなのか、かなり性善説に基づいてると言う印象をうけます。それは、自分を分析する上でもだし、他者を巻き込むにしても基本は善人である事が前提です。 だからなのか、しっくりくる部分とこない部分があります。2020/06/04
Ryu
2
感情は出るものではなく、使うもの。 「嫌われる勇気」でも衝撃を覚えた「目的論」が全開でさすがアドラー先生、そして中学生でも読めそうなくらい簡単に教えてくれる岩井先生に感謝です。いろんな似て非なる感情を例に取り上げられてわかりやすかった。怒りやすい人や憂鬱な人そして劣等感が過ぎる人は是非!2022/05/07