出版社内容情報
72万部のベストセラーがついに文庫化!アメリカ人の著者がパリのマダムに学んだ、情熱的に、お金をかけずに、生活を心から楽しむ方法。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
118
フランスにホームスティしたアメリカ人女性が学んだ暮らしの質を高める秘訣◆英国人の暮らしは慎ましいと聞いたことがあったが、フランス、ことパリに暮らす人には派手な生活のイメージがあった。しかし、やはりこの国にも"足るを知る"という文化があるのだと思った。足るを知る文化、それは世界共通で本当の幸せを味わうことのできる魔法の暮らし方かも知れない。◆暮らしの質を高める、本当の意味で生きるということ、日常のささやかな幸せの見つけ方◆間食はせず、食事を楽しむ/体を動かす/いつもきちんとした装い/良い物を使う/知性と意見2020/06/05
seri
55
より良く生きる、が最近の自分のテーマ。でも正直、素敵な暮らしに憧れつつもその「素敵な暮らし」が具体的にイメージ出来るかというと微妙なところ。この本はそんな曖昧だった私の憧れに具体的なイメージをくれました。フランス語のシック。日本で使われるその言葉以上の意味を内包するその言葉に著者の感動と一緒にすっかり魅せられてしまいました。幸せはいつも、路傍の四つ葉のように日常のふとした瞬間に潜むもの。その四つ葉を見つけられる視点をもちたい。何度も読み返す本になりそうです。自分テーマも「シックに生きる」に変更かも。2018/01/14
りえこ
48
2を読んでいて、文庫になったので1を読みました。全ては実践できなけれど、素敵な習慣がたくさんあるので、やってみたいなと思いました。2017/05/27
mymtskd
45
食事、衣服、暮らし方を美意識を持って丁寧に過ごすフランス人たちの生き方が書かれており、ずばりマダムシックのいうように常に「怠けていてはダメ」なのだ。ひょっとすると日本人からすれば、このアメリカ人女性のように驚くことは少ないかも知れない(だからアメリカでこんまりブームが起こる!)。それでも自分の見せ方や生き方をいつも意識するようなパリの人々の姿勢には大いに触発されるものがある。2019/06/20
ありす
41
ずーっと気になっていて、やっと読んだ一冊です。フランス人の素敵なライフスタイルに魅せられました。装丁もイラストが可愛く、読んでいて気持ちが上がり、とても楽しかったです。さっそく実行したのは大量の服を捨てること。まだまだ10着には程遠いけど、だいぶスッキリしました。他にも真似てみたいことが沢山あったので、少しずつ実践していきたいと思います。2018/11/08