出版社内容情報
いままで「源氏」に挫折してきたあなたも、この本を読めば「源氏物語」を語れるようになる!初めての面白さとわかりやすさで「源氏」をイッキ読み!桐壷から夢浮橋まで54帖のあらすじと読みどころが一冊でわかる!味わえる!
内容説明
「いつか源氏を読み通したい」「それが無理でも内容をちゃんと知りたい」…そんな野望が、今日、かないます!平安文学の最高峰「源氏物語」全五十四帖を、あらすじと解説で一気読み!登場人物のキャラクターも、ドラマティックなお話の行方も、びっくりするほどスラスラ読めて楽しめる!中学生から大人まで、学生から社会人まで、教養として押さえておきたい人も、この一冊で源氏が語れる、画期的にわかりやすくて面白い源氏物語講義、満を持してただいま開講!
目次
第1章 誕生
第2章 密通
第3章 流離
第4章 復活
第5章 栄華
第6章 晩年
第7章 没後
第8章 宇治
著者等紹介
竹内正彦[タケウチマサヒコ]
1963年、長野県生まれ。國學院大學大学院博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)。群馬県立女子大学文学部国文学科講師・准教授等を経て、フェリス女学院大学文学部日本語日本文学科教授。専攻は、源氏物語を中心とした平安朝文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カナン
5
「1分で納得!」であらすじをつかめて、とても読みやすかった。付録の登場人物相関図が大活躍!章末にある図などのワンポイントも気が利いててサスガです。2018/05/17
たまりん
4
2時間では無理ですが、とても分かりやすく読みやすいので源氏物語ってどんな物語なんだろう?という初心者にもおススメです。私も源氏物語を田辺聖子先生のものしか読んでいないのですが、源氏物語はただの光源氏の恋愛物ではなく、政治的な要素もあり、宇治十帖なんかは現代の小説でもありそうな内容ですし、本当に面白い全てが詰まった作品だなと思いました。古文を全部読むのは無理ですが、また漫画や、他の現代訳の小説とかを読んでいきたいと思いました。2022/06/26
たまりん
3
大河ドラマをもっと楽しむために源氏物語のことを学んでおきたいと思い選んだ本でしたが、再読でした。本当に源氏物語のことが分かりやすく描かれているし、読みやすいので源氏物語を読んだことがない人にオススメです。ただ二時間では無理ですよー!!2024/03/17
サッキー
2
全ての帖の内容がわかってよかった。もっと詳しく一つ一つの帖を読んでみたい。2025/05/31
ぴょる吉・アンジェリーナ・Y
2
大河ドラマの「光る君へ」が始まり、源氏物語をおさらいしたくなって購入 高校生の時に源氏物語関連はたくさん読みましたが、かなり忘れています 特に宇治十帖の方、全く覚えてなくて、びっくり! 「2時間で」とありますが、色々調べながら読んだので4時間ほどかかりました でも、かなり簡潔にまとめられていて、源氏物語を読んだ事のある人なら、錆びついた鍵のかかった脳の引き出しを開けてくれるのに十分に役に立つ一冊です ただし、これを読んだあと「やっぱり源氏物語を最初から読みたいなぁ」となりますが(笑2024/02/18
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