出版社内容情報
『声に出して読みたい日本語』の著者が、後半生を豊かに生きるための名文の数々を紹介。原文と現代語訳に加え、味わうポイント付き!
内容説明
言い得て妙な日本語、含蓄の深い日本語、温かくて美しい響きの日本語…人生を豊かにしてくれる名文名句が盛り沢山!!
目次
1章 後半生をどう生きるか覚悟を決める
2章 老いてなおよく学びよく遊べ
3章 ゆったりと時の流れに漂う
4章 しみじみと日本的な「情緒」に浸る
5章 季節うつろう自然とともに暮らす
6章 人とのつながりを大切にする
7章 行き詰まったときに役立つ名言集
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程を経て、現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞を受賞。シリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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zoe
22
50歳からの、というだけあって、文字がかなり大きく書かれているページもあり、とても優しい。2018/11/09
shincha
16
懐かしく思いだすものもありましたが、学生時代に古文や漢文嫌いだったために、ほとんどの文章が初めて出会うものばかりでした。自宅で声を出し、平家物語を音読していると、大学生の息子が部屋から出てきて、「懐かしい~」と言いながら、祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色・・・と声を合わせてきました。(笑)本書の最後のほうは童謡のことになり、思わず口ずさんでいました。50代の大人として、若者にはない経験と感性で、読書を通じて心豊かに過ごしていきたいと思いました。2020/03/24
朧月
2
文庫本。紙書籍で購入。 古今東西の書籍や日本の歌から短文を解説とともに掲載している。 歌謡曲はイマイチ心に響かなかったけど、古典の紹介本だと思えば面白かった。正直原文の言い回しだとイマイチ分からないことが多いので、解説があると助かります。徒然草とか一度通しで読んでみたい。2017/03/18
Noriko S
0
漢文や古文、童謡、詩などの中から、様々な想いをもつ50代が楽しみながら音読すべき良文を集めた本。知っている文章もあったが、知らなかった文章がほとんど。理解できた文章もあれば、全く理解できなかった文章もあり。読んだときにその風景が浮かばないと理解しにくいのかなと。どのようび音読していいのかもわからないので、お経のように一度耳で聞いてみたいと想った。折々に読み直したいなと感じた。2021/08/30
岩本幸憲
0
じっくり、何回も読み直ししたいと思いました。 2019/06/29