出版社内容情報
天満宮のウシ、日吉大社のサルなど、神社に祀られている動物は多い。日本人は動物のどこに神秘性を見たのか。身近で意外な神社の謎!
内容説明
なぜ神社には幾多の動物がまつられているのか…。「お稲荷さんはどうしてキツネなの?」「天神様と牛にはどんな関係があるの?」「神社の池にカメやコイが飼われている理由は?」「犬や猫が神様になっている神社があるって本当?」お参りするなら好きな動物がいる神社へ!新感覚のパワースポット完全ガイド。
目次
第1章 強力な霊威を誇る五大動物神
第2章 神使の獣・小動物たち
第3章 神使の鳥たち
第4章 神使の魚介たち
第5章 神社祭神の動物たち
第6章 架空聖獣の神使たち
著者等紹介
戸部民夫[トベタミオ]
1947年、群馬県生まれ。法政大学卒業。美術関係出版社勤務後、作家に。現在、著作活動のほか新聞や雑誌の取材執筆活動にも意欲的に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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わっぱっぱ
14
神様といっても、教義・真理・しきたりにまみれたものでなく、自然と人々の暮らしに密接に関わりながら広まった動物神(或いは神使)が紹介されている。それだからか、どこか活き活きとしていて、本来の信仰のかたちを見れたように思う。ほとんどの動物(神)に二面性があるところなども然り、という感じ。面白かった。 2016/10/19
蛇の婿
14
ざっくりと書かれた初心者向けの解説本。実は熊に関してのエピソードを期待して購入しましたが、残念ながらアイヌ神話に関するコラムの中での言及に留まり、確かあったはずの、熊を山神とする信仰に関してはスルー…wwでも雑学として読むにはなかなかに面白い本です。しかし狸神社なんか秋葉原にあったのか…なにっご利益が宝くじ的中だと…そうか…ぜひ今度行ってみよう…ww2014/11/04
はづき
8
辞書として使えそうやから、図書館で借りるんじゃなくて、買えばよかったかも。2020/02/29
奈良 楓
8
ビーバップハイヒールに作者が登場していたので借りてみました。前書きに憑き物、禁忌を除くとありました。この2つのネタをまさに求めていたので、自分には物足りなかったです。丁寧に調べている本で、この作者の他の本を読んでみたいとは思いました。2015/10/05
つはー
5
この括りは面白かった。各神使と関連の神社が載ってるのも◯。2013/02/18