内容説明
「感情を示せば伝わる」「時系列で話すとわかりやすい」「情報が多いほうが相手のため」「相手に質問を返されるようではダメ」―コミュニケーションについてのこんな誤解が、あなたの話をダラダラ長く、わかりにくくしている!話を整理するポイントは、「たった4行にまとめる」こと。仕事でプライベートでアドバンテージをキープできる、論理的にわかりやすく伝える技術が身につく本。
目次
第1章 頭のいい人は「短く伝える」
第2章 伝えるための究極形が「4行構成」
第3章 「4行で書く」ことで伝わる文章になる
第4章 発信力をアップさせる「4行で読む」テクニック
第5章 「4行で話す」コツをつかめば説得上手なれる
第6章 今すぐ使える!失敗しない「伝え方」文例集
著者等紹介
樋口裕一[ヒグチユウイチ]
1951年、大分県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業後、立教大学大学院博士課程修了。仏文学、アフリカ文学の翻訳家として活動するかたわら、小学生から社会人までを対象にした小論文指導に携わり、独自の指導法を確立。通信添削による作文、小論文専門塾「白藍塾」主宰。現在、多摩大学教授。京都産業大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふぁるく
21
短く話すのが苦手、物語のように話すからダラダラした内容になるので読もうと思った。本書は短く書く、読む、話すについて書かれている。紹介された4部構成を意識しながら、丁寧に話してみたい。2017/07/26
るっぴ
21
短く伝える本。聞く方も、伝える方も短いのがイイ。私は、結論、結果から、報告するタイプ。2016/11/10
糜竺(びじく)
18
4行構成が人に伝わりやすい。2021/05/11
かいてぃ〜
17
再読してSNSは「結論先行型(・結論 ・根拠 1 ・根拠 2 ・根拠 3)」が最適なんだなと思った。だから鍛えなきゃ! 字数制限の中でどれだけ伝わるモノを書けるのか。結論を最後に書くと読まれない。読む人はサクッと自分にとっての有益な部分を拾い読みしたがる。そして、このスキルが上がると、仕事にも好循環が生まれますね。報連相が上手くなる、メールに掛かる時間を短縮でき、業務効率化。結果早く帰れる!😆2020/02/26
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13
初版2011年。4行の論理パターンに当てはめて考えると、文が長くならず、すっきりとわかりやすい文章になる。いろいろなパターンや、文章の例も豊富に載っている。文章を書くためには、新聞なり本なりブログなり、受信する力も必要だというところに納得。ひねくれて考えてみる=当たり前のことを疑ってみる、すると他の人とは違う文章を書くポイントが見つかるというところも、なるほどと思う。2014/01/02