内容説明
気候風土も生活習慣もまったく違いますが、彼らの生き方、住まい方、お金の使い方、人とのつき合い方などには、参考になることがたくさんあります。人の暮らしは多様ですが、「英国の老人たちの日常とは?」と聞かれたら、答えはたったひとつ。「ゆったり暮らす」こと。そう、スローライフなのです。上手に人生を楽しむヒントがいっぱいの一冊。
目次
第1章 英国で学んだ豊かな生き方・年の取り方―スーツケース1個で始めた第二の人生(自立して暮らす老人たちとの出会い;モノをたくさん持たない生活の快適さ;古いモノを大切にして美しく暮らす人たち;英国のフラット事情)
第2章 人生を上手に楽しむ―身の丈に合った生活感覚を持つ(贅沢は嫌い―形式にこだわらず、温かいおもてなしを;友人との関係を大事に―自然を楽しみ、無理なくつき合う;元気なかぎり人さまのお役に立つ―自分の能力を積極的に生かす;日々の暮らしの小さな歓び―お茶の時間の楽しみ方)
第3章 住み方に手を抜かない―少ないモノで身ぎれいに暮らす(主婦メアリーの英国式家事術―住まいへの飽くなき情熱;古い家をひとりで修復しながら住む―精神的・体力的な自立;老後は海を眺めながら暮らしたい―カントリーライフの実現;美しいモノへのこだわり―暮らしの中でアンティークを楽しむ)
第4章 ひとり暮らしの覚悟―毅然と老いに立ち向かう(自分なりの金銭哲学を持つ―賢いお金の使い方;自分のペースで規則正しく暮らす―元・大学教授の時間割;家族に頼らない―介護が必要でも引きこもらない;老いを受け入れる暮らし―自分の動ける範囲で楽しみを見つける)
第5章 いつでも人生に前向き―今を楽しむ生き方(72歳の新婦―新しい暮らしを積極的に始める;限られた命を精一杯生きる―夢をあきらめない;美しく年を重ねる―おしゃれの心意気;環境の変化に順応する―支え合って新しい歓びを見つける)
著者等紹介
大原照子[オオハラショウコ]
1960年、テレビ番組をきっかけに料理の仕事に就く。テレビ・新聞・雑誌・CM等で幅広く活躍し、料理研究家の草分けとなる。1974年から四年間、仕事をすべて休み、スーツケース一個で語学と英国史の勉強のため英国へ留学。シンプルな生活の快適さに目覚める。1988年にアンティークの歴史を学ぶため再び英国へ留学。帰国後、台所を三分の一に縮小し、台所道具を徹底的に処分。以後、超シンプルな台所で手軽に作れるおいしい料理とお菓子を生み出している。1991年、東京・青山に「英国骨董おおはら」をオープン。2005年、スローライフを実践するため再び自宅をリフォームし、お店もご子息のテーブルまわり銀器専門の店に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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