内容説明
文系人間だから、数学は苦手?数式を見ただけで拒絶反応がある?大人になってからでは数学力をつけるのは無理?この本は、そんな人たちのために書かれました。数学力のある人は、思考力もあるといわれます。昨今、学校や企業で重視されているのはそのためです。「数学は苦手」とあきらめることなかれ。この本に収められた五〇の問題を「考える」だけで、確実に数学力が身につきます!「数学は大人の童話」と語る数学教師による、とっておきの数学力トレーニング。
目次
第1章 小数と分数―古代エジプト、古代ギリシアの英知に学ぶ(0.999999…=1を説明する;「アキレスとカメ」のパラドックス ほか)
第2章 約数と倍数―不思議な数や計算にはワケがある(1000000001を7でわる;倍数を瞬時に見分ける ほか)
第3章 n乗とn進法―コンピュータの思考回路をのぞいてみる(板チョコとトーナメント戦の関係;ネズミ講を計算してみる ほか)
第4章 計算と応用―最強の思考力を身につける(1+1=1を証明する;「3歩進んで2歩下がる」を計算する ほか)
著者等紹介
小林吹代[コバヤシフキヨ]
1954年、福井県に生まれる。名古屋大学大学院理学研究科博士課程前期修了。福井県の高等学校で数学教師として教鞭をとる一方、2001年4月よりウェブサイト『12さんすう34数学5Go!』を開設。算数・数学の学習法、歴史やエピソードなどを一般向けに発信し、小学生からビジネスパーソン、大学教官まで、幅広いファンを得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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