内容説明
武田信玄の父でありながら、あまり語られることがない信虎。ろくでもない戦国武将として扱われることの多い彼の実像を、あますところなく描きつくす。己に立ち向かう多くの武将を倒して武田繁栄の基礎を築き信玄を残した彼は、意外にも機知に富み、多くの武将や女たちから愛されて生きた。信虎のいままで書かれなかった魅力とは。
著者等紹介
早乙女貢[サオトメミツグ]
1926年、ハルビン生まれ。慶応義塾大学文学部中退。戦後、山本周五郎の知遇を得て作家になり、68年、『僑人の檻』で第六〇回直木賞受賞。明治維新史を取材した超大作『会津士魂』は、敗者の復権をめざして、歴史の表層に出ない庶民の生々しい姿を描いたライフ・ワークで、88年に吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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