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だいわ文庫
浅草妖刀殺人事件―耳袋秘帖

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784479300953
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

凶悪な盗人「おたすけ兄弟」が隠した金を、町奉行所の中間が使い込んだ。病に罹った娘を救うために、高額の薬代を用立てなければならなかったのだ。おたすけ兄弟から追われる身になった中間だが、奉行所には頼れない―。奇談集『耳袋』を書き記した赤鬼奉行根岸肥前が、江戸に起きる怪事件の謎を次々解き明かす痛快お裁き帖。シリーズ第三弾。

著者等紹介

風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県に生まれる。立教大学法学部卒業。1993年、『黒牛と妖怪』で第一七回歴史文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

115
このシリーズ3作目です。昔から思っているのですが、主人公とそれを取り巻く部下や市井の人々が面白いですね。この作品では部下の結婚の話から始まりますが、5つの小さななぞとそれを貫く長編とがうまくコラボしている感じがします。凶悪な兄弟強盗と、それにかかわる貧しい人びとなどがうまく描かれていました。2017/11/01

タツ フカガワ

52
押し入った先を皆殺しにして金を奪う盗賊“おたすけ兄弟”。盗んだ金で刀剣屋を開くのが目的だが、その金を南町奉行所の中間与之吉が盗んだことから盗賊に追われることに。奇談怪談を交えながら進む捕物帖の語り口が軽快で心地良い。南町奉行根岸肥前守が直属の同心、栗田次郎左衛門の婚礼で新郎新婦を前に語る助言が清々しい余韻となる終わり方に、ついつい続編に手が伸びてしまいます。2024/07/01

kagetrasama-aoi(葵・橘)

37
「耳袋秘帖シリーズ・殺人事件シリーズ」第三巻。いきなり栗田さんと雪乃さんの祝言の話が出て来て、一冊読み飛ばしたかと思ってしまいました!どんな風にプロポーズしたのか、そこのとこ詳しく知りたかったです。ともあれ、栗田さん良かったですね。祝言の時の根岸さまの言葉、胸が熱くなりました。「妖刀村正」に纏る謎は、切なかったです、悪は連鎖して悲劇を生むんですね。中間の与之吉の気持ちは本当に染み染みわかります。哀れです(涙)。あの場に居合わせなかったらきっとずっと正直に生きられたんでしょうにね。2024/06/04

31
おぉぉ(^o^)急展開でめでたいこっちゃ♪根岸さんご夫婦イイ感じです、奥様の生前のお話し読んでみたいな。シリーズ読んで行きますよ。2016/06/09

うずら

13
耳袋秘帖その3・事件シリーズ第3弾。このシリーズは、短編を繋ぐように1つの大きな事件が軸となる連作になっているので、それが面白い。坂巻と栗田のコンビも定着してきたし、今作では栗田が祝言を挙げた。根岸様が栗田に言った言葉が、根岸様の人柄を表している。呼び名とは真逆の、残忍なおたすけ兄弟。事件は解決しても、悪意の連鎖はまだ続いている。おかよに明るい未来はあるのだろうか?2014/03/25

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