出版社内容情報
和の訪れたアースシーで,自分の持つ力をつきとめるため,大賢人不在の魔法の学院ロークへやってきた,ある少女の物語「ドラゴンフライ」.アースシー世界を鮮やかに映し出す短篇「カワウソ」「ダークローズとダイヤモンド」「地の骨」「湿原で」.さらに作者自身による詳細な解説を収録する.『ゲド戦記外伝』を改題.
内容説明
ある少女が、自分の持つ力をつきとめるため、大賢人不在の魔法の学院ロークを訪れる。表題作を含む、アースシー世界を鮮やかに映し出す五つの物語と、作者自身による詳細な解説を収録する。
著者等紹介
ル=グウィン,アーシュラ・K.[ルグウィン,アーシュラK.][Le Guin,Ursula K.]
1929~。アメリカの作家。カリフォルニア州バークレー生まれ。父は文化人類学者A.L.クローバー、母は『イシ―北米最後の野生インディアン』の著者シオドーラ・クローバー。『闇の左手』をはじめとする大人向けのSF作品でヒューゴー賞、ネビュラ賞など、数々の賞に輝く。「ゲド戦記」シリーズでファン層を飛躍的に広げた。「ゲド戦記」は、始めは三部作だったが、その後長いブランクを経て続編を発表し、読者を驚かせた
清水真砂子[シミズマサコ]
1941年、朝鮮生まれ。青山学院女子短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
121
ゲド戦記のスピンアウト作品集でゲド戦記全体をサラッと読んだ後に再読するとこの世界観の理解が深まるような気がします。それぞれの登場者の話が5つ収められていますがやはり表題作が一番印象に残る気がしました。最後にある「アースシー解説」がわかりやすくこの作品集の手引きとして参考になりました。2026/01/03
まふ
119
旧版では「外伝」と称されていた3編にわたるゲド戦記の経緯説明版のようないわゆる解説本だ。「1.カワウソ」ロークの魔人養成学校の設立準備「2.ダークローズとダイヤモンド」独立した愛情物語、3.「地の骨」ゲドの師匠オジオンの物語、4.「湿原で」ゲドの大賢者時代の物語、5.「ドラゴンフライ」女人禁制のローク学院に変装して入学したドラゴンフライの活躍、という内容である。これは私の感覚ではシリーズ最初の「導入篇」として位置づけられるべき内容である。⇒2026/01/10
NAO
56
ロークの学院ができる以前から、『アースシーの風』まで続くゲド戦記の世界をつなぐ外伝5話。魔法使いがいて、竜がいて、死霊が強い力を持つ古代からの信仰があって、とさまざまな要素が盛り込まれた世界がどれほどの危うさであるかを痛感する。2025/09/21
ネギっ子gen
52
冒頭に地図が2枚。続いて「まえがき」と題された、作者の思いを吐露した文章。「カワウソ」「ダークローズとダイヤモンド」「地の骨」「湿原で」「トンボ」の、ゲドが主人公ではない、ゲドやテナーが生まれる前に起こったことが記された、5つの【外伝】となる物語。巻末の「解説」は、アースシー世界の種族・言語・歴史・竜・魔法などについて、ル=グウィン自身が解き明かし、作者の構想したアースシー世界の全貌が鮮やかに見えてくる。ゲド戦記副読本か。【実在しない歴史をさぐるには、物語っていって、何が起こるか、見きわめるしかない】。⇒2022/04/27
美紀ちゃん
47
再読。よーく比べてみたら「ゲド戦記外伝」と内容が同じなので、こちらを読んだ。解説を読むと、作者の世界観がよく解る。納得できるし、よく作られている。「湿原で」ゲドが出てきてホッとする。2014/04/22
-
- 電子書籍
- パーフェクト・マイダーリン【タテヨミ】…
-
- 電子書籍
- RCmagazine 2024年11月号




