だいわ文庫 もしもウサギにコーチがいたら―「視点」を変える５３の方法

伊藤 守【著】

大和書房（2006/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 221p／高さ 15cm
• 商品コード 9784479300557
• NDC分類 361.4
• Cコード C0112

内容説明

カメとのレースに負けた、慢心のウサギ。そんなウサギは従来型の命令・指示・お説教では動きません。どうすればウサギのやる気を引き出し、能力を高めることができるのでしょうか。人の話を聞かないウサギに話を聞かせるには？反抗的なウサギとコミュニケーションとるには？ぼーっとしていて何もしないウサギを育てるには？コーチングの第一人者による、目からウロコの人材育成術。

目次

ウサギが選ぶコーチはどんなコーチか
「やる気」は有限だって知ってました？だから、上手に使うことが大事
ファイトはウサギに教えない。ウサギが望むところに、望む方法で
一回に一つだけ、ウサギに教えるのは。そして、聞かれたら答える
ウサギの人生はまだ始まったばかり。だれかに貼られたレッテルは、はがしていい
ウサギはそれぞれ違う。四つのタイプの長所と短所
失意や挫折感に長居をしてはいけない。なぜなら、動けなくなるから
反省なんてさせない。ウサギには、次に何をやるかを聞く
ウサギ君、僕は君の味方だよ。君が望む限り君のコーチでいます
アドバイスはしない。ウサギには自分で考え、自分で行動してほしい〔ほか〕

著者等紹介

伊藤守［イトウマモル］
大学卒業後、商社勤務を経てコミュニケーションに関する研修事業をスタートさせる。日本最初の国際コーチ連盟（ＩＣＦ）マスター認定コーチとなり、企業・経営者団体を対象とした研修のほか、経営者の個人コーチも手がける。コーチ・エィ、コーチ・トゥエンティワン、ディスカヴァー・トゥエンティワンなどを設立、代表取締役をつとめる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Rie【顔姫 ξ（✿ ❛‿❛）ξ】]

図解版を最初に読んで、十分理解できていないような気がしたので、図解版の元となった本書を読んでみた。私が主に学びたかったのは仕事上のコーチングだったけれど、この本は子供相手、さらに自分自身の心の持ち方の参考にもなる。（４８）妥協の数は減らした方がよい、（５２）本当に思っていることは行動に現れる、などは図解版に入っていなかったけれど、参考になる考え方だ。装飾が少なく単刀直入な書き方なので好まない人もいるかもしれないけれど、コミュニケーションの本質を教えてくれる良書だと思う。

2016/03/26

[Iso]

コミュニケーションはキャッチボール、でも相手は聞きたいことだけを聞くウサギ。 人との付き合いかたに悩んだら、視点を変える事は大切。

2014/05/15

[majiro]

素敵な物語を創造するお手伝い、という意識。大事だわー。

2013/01/21

[ゆう]

やまぐちせいこさんの著書で知り、読んでみた。子どもの幼稚園の講演会でコーチングの話を聞いて以来。私にもコーチがほしい。著者の他の本も読んでみたい。

2017/02/22

[Masami Aihara]

コーチングする時、コーチングされる時に大切なことが書かれていました。視点を変えるということの重要性を感じる一冊でした。

2014/04/21