内容説明
「文句なく、小泉純一郎はおもしろい首相だった。おもしろさにおいて、田中角栄をしのぐかもしれない。常識破りの天才である。大衆迎合のテクニックを駆使して、戦後ナンバーワンの人気首相となった。しかし、おもしろいからといって必ずしもいい政治指導者とはかぎらない」小泉政治の野放図な「官から民へ」路線、規制緩和路線は何をもたらしたのか、徹底的に総括する。
目次
序章 情け容赦ない男
第1章 まず破壊から
第2章 支持率独裁者
第3章 逃げは一流
第4章 外交オンチの罪
第5章 危機感なき「大宰相」
第6章 改革の成果は何か
著者等紹介
岩見隆夫[イワミタカオ]
1935年、旧満州・大連に生まれる。1958年、京都大学法学部を卒業後、毎日新聞社に入社。政治部副部長、サンデー毎日編集長、編集委員室長、編集局次長、編集局顧問などを経て、特別顧問となる。TBSテレビの「時事放談」の司会、テレビ朝日の「やじうまプラス」の出演、そのほか、雑誌の執筆、講演などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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