愛と死をみつめて―ある純愛の記録 (新版)

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愛と死をみつめて―ある純愛の記録 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784479011774
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

不治の病におかされた女子学生が、死ぬ間際まで、恋人との間にかわした約四〇〇通の愛の記録。

目次

第1部 1962年8月~10月(マコと呼んでいいですか?;告白)
第2部 1962年10月~1963年3月(手術;苦しみ;回復;恐怖;再発)
第3部 1963年3月~7月(生きる;願い;別れ)

著者等紹介

大島みち子[オオシマミチコ]
1942年2月、兵庫県西脇市に生まれる。1958年、県立西脇高校2年在学中に発病、卒業までに入退院を繰り返す。1960年の夏、大阪大学附属病院に入院中に河野実と初めて出会う。1962年、同志社大学入学の夏、再発。大阪大学附属病院に再入院するが、一度も退院することなく、1963年8月7日永眠

河野実[コウノマコト]
1941年8月、大阪市に生まれ、後に長野県伊那市に移る。1960年、県立伊那北高校を卒業、浪人中に入院した大阪大学附属病院で大島みち子と初めて出会い、退院後、大阪と信州の間で文通が始まる。1961年、中央大学に入学後もそれは続き、二人の往復書簡は3年1ケ月間で計400通を超えた
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TERRY

2
「余命10年」を読んで、大昔にも似たような話があったなと思って読んだのがこれ。2人の文通がLINEのやりとりを見ているようで面白い。最初のうちは話が行きつ戻りつしてなんだかなぁと思ってましたが、ラスト50ページは一気読みでした。新幹線ができる前の大阪って遠かったんですね。2022/03/28

ステビア

1
時代を感じさせませんね。ぼくときみしか出てこないからね。河野氏のその後が興味深い。何故か南条あやのアレを思い出した。たまにはこんなのも良いだろう。2013/02/07

まやの

0
約60年も前の話だということに読んでいる途中に知り、すごく驚いた。それぐらい今と変わらない文章で、気持ちの揺らぎ方だった。2020/05/30

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