私はいつでも山に登りたい

私はいつでも山に登りたい

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784479010982
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

山は人間に、生きることの謙虚さを教えてくれる。山行きに人生を映す、味わい深い随筆集。

目次

第1章 山は死んだ父に似ていた
第2章 山のあなたに
第3章 山へ来る条件
第4章 幸運な山、不運な山
第5章 わたしは山になりたい
第6章 岩ばかりの山
第7章 女だけで行った大雪山

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさこ

8
1971年に書かれた作品。花の百名山を選定された方で、前々から気になっていた作品です。山が好き、山に登りたい、山になりたい!!初めて登った高尾山、父に教えられた富士山、娘と登った燕岳、息子と行った葛温泉。昭和33年、男性に混じり立山から、五色ケ原、薬師岳、黒部五郎岳、三ツ俣蓮華岳を経て、双六岳から西鎌尾根を槍ヶ岳に登り、上高地へ下る。雨の中、心臓まで響く足の痛みに堪え歩く。山小屋に6時頃着くも眠れぬ毎日。途中、獣の皮に座り、滑り降りて下山する。戦争や病気の息子との生活、苦労しながらも逞しく生きる。2014/09/27

mura_ユル活動

6
1971年に出版された書を1997年に再版。筆者が富士山に登った亡き父の求めていたものを追い続ける。立山、槍ヶ岳、薬師岳、黒部五郎岳など北アルプスの山々を縦走する旅行記に、自分の過去の人生を語りつないでいく。6歳で発病した長男の話も。縦走は足の痛みで途中ガイドから断念を迫られるが結局、成し遂げていく。北海道大雪山も巻末に掲載。山に行く理由が綴られている。その一部、「山は人間に、人間として生きることの謙虚さを教える。その鍛錬された人間性は自分(だけ)でなく、自分以外の人の幸福のためにならなければ意味がない」2012/11/11

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