出版社内容情報
二人の子ども(息子と娘)をバイリンガルに育て上げた経験を持った著者が語る具体的ノウハウ満載。
内容説明
著者は、三〇年にわたって広く英語教育の仕事をするなかで、多くの子どもたちに英語を教え、留学のお世話をしてきた。著者自身は日本にいながら独学でネイティブの英語を習得し、二人の子ども(息子と娘)をバイリンガルに育てることに成功。本書では、そんな体験と理論に基づいて、子どもをバイリンガルに育てる方法を説明した。
目次
第1章 子どもはこうして英語を覚える
第2章 何歳から始めればいいか
第3章 こうすればバイリンガルに育つ
第4章 わが家のバイリンガル計画
第5章 こんな環境を与えてあげよう
第6章 上手な留学のさせ方
第7章 身につけた英語を維持させる方法
著者等紹介
木下和好[キノシタカズヨシ]
1946年静岡県生まれ。東京キリスト教大学卒業後、アメリカに留学し、ゴードン・コーンウェル大学院、カリフォルニア大学院を修了。文学博士。帰国後に、B.L.A.英語学院、B.L.A.留学センターを設立。NHKラジオの英語番組にレギュラー出演するなどの一方、英語セミナー、通訳セミナーを主宰し、国際コミュニケーション・コンサルタントとして幅広く活動をしている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れいな
3
子どもを持ってからの再読。著者が実行した絵本の音読は、是非実行したい。ある程度よんだらBとかいて好きな本を買う褒美はいいなと思った。2014/07/11
藤井
3
現在2歳の娘。今後バイリンガル子育てをどういう風に進めていいのか、少し勉強になった。同時に、自分自身の英語学習も、今なんとなく実践していることが、割と的を射ているかも、やったぁ!と思えたので読んで良かった★2014/06/28
ハチ
1
私達がどのように言語を習得していくのかを理解した上で、どのように英語学習も進めていけば良いのかを示した指南書。母国語入れ替え可能時期など参考になった。
こうじ
1
子どもがどうやって言語能力を身につけていくのか興味があって、あまりアカデミックではない本を読んでみた。この本で紹介している手法自体は、人や環境によって向き不向きがあると思うけど、母語というのはいつ頃確定するのか?とか、そういうhow toではない部分は興味深かった。2015/05/31
本の虫
0
今まで読んだ2冊は、留学などせずに家でCDを聞かせたり、ビデオや本を見たり読んだりすることだけでバイリンガルになる、といったものだったのですが、これは更に留学を勧めたもの。まあ…留学すればねぇ、という気持ちになる。時期や子どもの性格を見ながら正しい留学を、といったことなのだが、著者がホームステイや留学の斡旋をしているからか、留学に関するページのボリュームは厚め。できれば費用的な面などから留学なしでバイリンガルにしたいと思っている人には向かない。2015/11/10