「個」を見つめるダイアローグ

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478942260
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

内容説明

作家・村上龍と世界のインターネットを知りつくしたIT界の伝導師・伊藤穰一の9カ月に及ぶ対話から見える「日本のカタチ」。

目次

第1章 「個」がつながる世界で(「個」のネットワークという「思想」;メディアと「個」)
第2章 国と「個」(適応が遅れる日本社会;歴史と思考の軋轢)
第3章 再生は必要なのか、可能なのか(旧弊というパラダイム;合理性という言葉の機能)
第4章 表現・発信すること(「個」としてハッピーであるために;一人でもできることは少なくない)

著者等紹介

村上龍[ムラカミリュウ]
作家。1952年長崎県佐世保市生まれ。1976年「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。2005年「半島を出よ」で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞

伊藤穰一[イトウジョウイチ]
デジタルガレージ顧問・共同創業者。ネオテニーCEO。1966年生まれ。3歳の時に両親と渡米。米国の大学でコンピュータサイエンス、物理学を専攻、帰国後1994年に有限会社エコシス、95年には林郁とともにデジタルガレージを設立。検索エンジン「インフォシーク」の日本導入に参画。日本のIT先導役として国内外の団体に参加。現在は、ICANN理事、Creative Commonsボードメンバーなどのほか、テクノラティジャパン取締役、シックスアパート会長も兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ありんこ

5
二人とも日本を外側から見る目を持っている。震災前に対談されているので、今とは少し状況が違うけれど、日本人はもう少し危機感や、問題意識をもって世界的な視野をもつことが大事という話。とてもおもしろかったです。2012/06/14

A読書家さん

3
グローバルな視座を持つ2人の対談は私を世界に連れて行ってくれた。  文化、政治、人の価値 2人はメッセージを放つと共に自らが国に貢献する為、ヒトがよりよく暮らすためについて語っていた。 2023/11/14

ステパン

0
会話。2013/05/12

にょろ

0
海外に拠点を置く伊藤穣一と村上龍の対談。通例や慣例に則らず、客観的に日本やアメリカを読み解いている。強い意志と独特な個性を持った人たちのコメントは、非常に刺激的でおもしろかった。2012/10/24

0
外に出る、外から見るということが大切2012/01/12

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