内容説明
知性派のためのモノ知り読本。旅の実践論か、文明論か。おみやげ鑑定法、購入法、鑑賞法。
目次
おみやげ図鑑(キーウェストの“眠り猫”;「白鯨」の壁掛け;不思議なトーテム・ポール;運命の予言者ケツァルコアトル;インカの夢を伝える奇怪な酒壷 ほか)
おみやげ物語(キーウェストで購入したヘミングウェイ邸の“眠り猫”;メルヴィルの恐るべき託宣。『白鯨』が予言したアメリカの運命;モンゴロイドの原初の魂に触れ、自在な創造の世界に学ぶ;アステカはなぜ滅びたのか。平和の神が予言した「運命の年」;インカ帝国の“空中都市”はどうやって造られたのか? ほか)
著者等紹介
森本哲郎[モリモトテツロウ]
1925年、東京に生まれる。東京大学文学部哲学科卒業。同大学院社会学科修了。1953年、朝日新聞社入社。学芸部員として世界各地を歴訪し、文明論、比較文化論の視点から多くの記事を担当。その後、学芸部次長、朝日新聞編集委員を経て、1976年、退社。以後、文明論、社会評論、日本文化論などを中心に評論活動を続ける。1988年、東京女子大学現代文化学部の専任教授。おもに比較文明論、日本文化論を担当。1992年、同大学を辞し、ふたたび著述活動を中心として現在に至る
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