内容説明
今日の企業社会を自在に生き、国際ビジネスの戦場で連戦連勝してきた「剛」の著者が、「柔」の発想を書き下ろす。読めば疲労がストンと落ちる４８章。
目次
１章 人生は気分―気のもち方ひとつで毎日が変わる
２章 自分尺度で生きる―いかにして自分のスタイルを守るか
３章 個人か、群人か―個として生きるか、組織人として生きるか
４章 賞賛を求めず―人づきあいの距離と寿命
５章 究極の贅沢―ビジネスは大いなるドラマ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
makimakimasa
4
何年か前に父がくれた本（著者と知り合いらしい）。気分屋な自分にいつも振り回されている妻がタイトルを見て呆れていた。「気分こそが最も自然で根源的な価値判断基準」―余裕を大事にし、身の丈に合った人生を、自分の物差しで気分良く生きる。「未知への好奇心」と「好意の受発信」が気分を高めるコツだ。器は大きく持てば不快も沸騰しにくい。人間の本質をよく突いた分析で、納得出来る点が幾つもあった。といっても2章以降は気分と関係無い、割と普通な事ばかり書いてあり、線を引く事が一気に減った。もっと気分論を深めて欲しかった。2019/12/31
