• ポイントキャンペーン

チェンジ!―ぼくたちのとりかえっこ大作戦

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 398p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478930700
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

誰からもあんまり必要とされていなかったぼくだけど、偶然の出来事で髪型が変わった瞬間から、ぼくはまたたくまに人気者となった。それはぼくが世界でいちばん有名な少年、ベニーとそっくりになってしまったからだ。ある日、ぼくは本物のベニーと出会い、一日だけ入れかわってみることに。でも、それが史上最悪の大事件のはじまりになろうとは…。

著者等紹介

シアラー,アレックス[シアラー,アレックス][Shearer,Alex]
日本でも大人気のイギリスの作家。1949年生まれ。テレビ、ラジオなどで脚本家として活躍後、作家に転身

奥野節子[オクノセツコ]
北海道生まれ。高校の英語教師を経て、ジョージ・ワシントン大学大学院修了後、ニューヨークの米企業に勤務

佐々木ひとみ[ササキヒトミ]
作家。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェルナーの日記

81
トウェインの『乞食と王子』をパック…、失敬。inspireされ創作したかのような作品。もし自分が、有名人とソックリで、周りから注目されたら?もしその有名人と入れ替われたら……。誰でも1度は、夢見る物語。でも、本当の自分ってなに?自分らしくあることって、どうゆうこと?子供の成長過程で生じる自己アイデンティティー(自己同一性)確立問題であり、共同体(ここでは家族という意味)としてアイデンティティー(帰属意識)というテーマを取り上げている。でも理屈抜きでシアラーは面白い。トウェインにrespectした1冊です。2015/01/22

ひめか*

60
やはり脚本家だけあって、シアラー作品はいつも映像を見ているかのごとく進んでいく。お金もちで人気者の生活に憧れるビルと普通の生活に憧れるベニー。二人は一日だけ入れ替わってみることにしたが、途中で誘拐されてしまい…先はどうなるのかハラハラしつつ最後はハッピーエンドで楽しかった!でも途中から何となく結末の予想はついていた☺︎人間誰でも自分がもってないものをもっている人や、自分とは違う生活に憧れる。しかし、結局は自分が唯一無二の存在で誰も自分の代わりにはなれない。ビルが自分でいることが一番だと気づけて良かった!2014/12/30

☆よいこ

52
運動音痴でなんの特徴もない退屈な少年、ビル・ハリスはある日自分が有名人、ベニー・スピンクスにそっくりなことに気が付いた。ベニーは人気サッカー選手の父と元歌手の母をもつセレブで雑誌でも人気者。ベニーに似ていることでビルも注目され、学校でもちやほやされるようになった。そっくりさんタレント事務所に登録し、おこずかい稼ぎをしようと考えたビルは、テレビ局でベニーに出会う。ふたりは本当にそっくりで、お互いに一日だけ入れ替わって生活してみることにした。作戦はうまくいき、再び元の生活に戻ろうとした時、誘拐事件が起こった。2019/01/30

SHIN

20
少年ビル・ハリスが大金持ちのベニー・スピンクスに似たことから、一日だけの〝とりかえっこ大作戦〟を思いつく。大作戦を通じてどんな人でも悩みはあるし、〝恵まれていることに目を向けるべき〟ことも知った。昨日の自分とサヨナラするには、小さなベルを鳴らすことから始まるのかも知れない。2023/08/04

tellme0112

10
これぞエンターテイメント。映画みたいだ。読書感想文、こういうのどうだろうか。(今から心配する先回り母親)すごくご都合主義だけど、しっかり楽しいです。 そっか、アレックス・シアラーって世界でたった1人の子を書いた人だったのか。2018/06/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/441880
  • ご注意事項