内容説明
まさか―横浜市長が公金をヘッジファンドで運用?電子メディアの記者として働く「俺」は、ある金融マンの情死をきっかけに、スクープの匂いを嗅ぎつける。カギを握るのは、市長の娘「さやか」。謎を追ううちに明らかになる、さやかの壮絶な半生とチャイナタウンの闇。ネット上を風説が飛び交い、横浜市のメインバンクは倒産寸前。誰かがカラ売りで巨利を得ようとしている。仕掛けているのは、市長?さやか?それとも…。記者会見で市長を追い詰めてスクープをものにした「俺」を待っていたのは、信じられない結末だった。
著者等紹介
三上義一[ミカミヨシカズ]
上智大卒、筑波大学大学院修了(国際関係論)。米「タイム」誌、ロイター通信社などに勤務した後、翻訳家・ライターとして独立。アウンサン・スーチーやジョージ・ソロスを日本で初めて本格的に紹介する。90年から2年間、コロンビア大学特別研究員。『ダブルプレイ』が作家としての本格的なデビュー作となる。横浜市在住
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感想・レビュー
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