内容説明
串刺し、鋸引き、親指ねじり、蛇責め、頭蓋骨粉砕器、鉄の処女…人間はどこまで残酷になれるのか。
目次
1 拷問処形―その歴史(世界の拷問処刑史;日本の拷問処刑史)
2 拷問処刑博物館(生き埋め;檻;リッサの鉄の柩;飲んだくれのマント;張りつけ台 ほか)3 拷問処刑を愛した権力者たち(ティベリウス帝―桃源郷で繰り広げられた乱行;カリギュラ―恐れられさえすれば、いくら憎まれてもいい;ネロ―殺戮に明け暮れた暴君の生涯 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
柏もち
7
主に拷問・処刑方を紹介する二章と、拷問・処刑を行った暴君たちを紹介する三章に分かれている。二章は博物館と言うだけあってさすがに項目が充実していて54個もある。代わりに、三章も含めて一つ一つの話が薄め。全体的に西洋のものが多めの印象。貞操帯って拷問具だったんだ。結局夫がいないときは鍵作って外して遊ぶとか、無用の長物にもほどがあるよ。2016/04/12
こま
2
歴史と手法の項や拷問処刑好きの人の前半は面白く読んたが、単なるハードなSMプレイ好きのサド侯爵はこのメンバー中では明らかに役者不足じゃね。 他にも、当時の文化ですら駄目なレベルの無辜の民や罪に対する過剰な罰の様に、しなくて良い事を好きでやってるなら「拷問処刑を愛した人」=非道な狂人、で納得出来るが、戦国武将の大半は親の仇、裏切者、倒すべき敵、政敵等だから、拷問や処刑は必要としてやってるだけの理性的な行動ではないか?現代の常識で相容れないだけで、当時の文化的に普通の範囲内の行為に非道扱いはないわ。 2016/10/23
ラガードー
1
描写されているのは拷問・処刑の方法よりも歴史上の具体的エピソードが多い。博物館というタイトルであっても絵や写真に頼らず文章により紹介されている点は珍しいと思われる。
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