内容説明
この『マンホールの博物誌』は、マンホール鉄蓋における過去、現在、そしてこれからの問題・課題の変遷を辿るとともに、さらに進化を続ける次世代技術の胎動を分かりやすく紹介した本である。
目次
序章(進化する「路上のとびら」マンホール蓋;マンホールの蓋を開けてみたら―地下空間を解剖してみる)
第1章 歴史編(文明に見る下水道文化;江戸の「水」文化と下水蓋 ほか)
第2章 文化編(マンホール物語―阿川佐和子が見たマンホールの作り方・作られ方―生産現場に先端技術を発見;対談 都市の文化を創る―サステイナブル・シティへの提言 ほか)
第3章 技術編―都市の安全を考える―マンホール鉄蓋の課題とコア技術(総論;基本技術が安全を支える ほか)
マンホール雑学ノート(マンホール鉄蓋の大きさいろいろ;二重の蓋には意味がある ほか)
著者等紹介
中川幸男[ナカガワユキオ]
G&U技術研究センター代表取締役・所長。北海道大学工学部卒業。昭和37年建設省(現・国土交通省)に入省。地域振興整備公団、日本下水道事業団、(株)三水コンサルタント社長、日之出水道機器(株)顧問を経て、平成16年より現職。下水道計画・設計の実務経験を活かして、次世代のマンホールおよびその関連技術の研究開発に取り組んでいる
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