空中鬼を討て―原発・地球環境「非常識」のすすめ

空中鬼を討て―原発・地球環境「非常識」のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784478870204
  • NDC分類 519
  • Cコード C1040

出版社内容情報

地球環境問題のウソを暴き,データベースを駆使して真相に迫る。あわせて一周年をむかえた美浜原発事故の真相を公開。

内容説明

地球は炭酸ガスの増加により温暖化するのだという。もはやそれに疑いをはさむ者は少ない。一方、原発は炭酸ガスを排出しないから地球環境にやさしい、などというまことしやかな説が数年前から流行している。本書は、日毎に強化されつつあるこうした地球環境と原発をめぐる数々の「常識」の出所や中身を検証し、あるいは代案を模索したものである。

目次

はじめに―鬼が島はどこだ
第1部 空中の鬼(一枚の白い紙に潜む猛毒ダイオキシン;廃棄物リサイクル社会の未来像;地球温暖化理論の「嘘八百」部分;地球温暖化の解析現場から;オゾン層破壊物質のニューフェース;オゾン層破壊5つのシナリオ;「空中鬼=酸性雨」飛来す;化学兵器は貧者の核兵器か;未来の地球地獄絵図―原発への軍事攻撃)
第2部 水中の鬼(自然を享受するバッシブ・ソーラーのしくみ;安全でおいしい水を求めて―「石井式水循環システム」の驚異;地球環境とエネルギー―原子力から太陽電池へ;エコロジカル・デザインとしての「バイオシェルター」)
第3部 原子炉の鬼(ロシアンルーレット―美浜原発事故第1報;高まる原発大災害の足音―美浜原発2号機蒸気発生器細管ギロチン破断事故の全貌;「ジャーン、電気を大切にネ」―地球にやさしい原発!;どうする?危険な老朽化原発)
資料 関西電力(株)美浜発電所2号機蒸気発生器伝熱管損傷事象の調査結果について(通産省資源エネルギー庁)