数詞って何だろう―「数える」ことの生い立ちを求めて

数詞って何だろう―「数える」ことの生い立ちを求めて

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  • サイズ B6判/ページ数 180p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784478820056
  • NDC分類 801.5
  • Cコード C0041

内容説明

「数える」文化とは何だったのだろう。数詞はどのように構成されてきたのか。諸言語の数詞を比較・検討しながら、その規則性を見出し、また文化との関連を考えてみる。

目次

序章 数えること
第1章 数詞のなかの規則性
第2章 数詞のなかの進法
第3章 数詞から見た諸言語の関係
終章 「数える」ことの文化

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

16
数え方の比較言語研究をまとめた本。ためしに南米ボロロ語で数をかぞえてみる。コナイ、マコナイ、コナイ・マコナイ、マコナイ・マコナイ、コナイ・マコナイ・コナイ、マコナイ・マコナイ・マコナイ。これで1から6まで、2進法の世界で生きてるってすごいなぁ。。数学そのものの世界は無駄なところが一切なくスマートに構築されている印象だけど、ハナシが「人類と数との”付き合い”」となると、がぜん泥臭くて複雑でグジャグジャしたものになる。数学の勉強もおもしろいけど、やっぱこれが人間だね!ってのが感じられたので、良い本だった。2016/02/20

ピカチュウ

0
世界の言語100余りを集め、数詞について非常に詳しく考察したものです。軽い気持ちで読むと血を見ることになります。数学好きで言語学専攻の学生なら満足できる内容だと思います。2011/01/15

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