内容説明
禅とは、悟りとは、無とは!?アタマで理解しようとすればするほど、心に留めようとすればするほど、この答えは見えなくなる。禅の知恵や、禅をつくり伝えた人々をマンガで表現したこの一冊は、「難しいという概念」が難解にしていた禅の思想をやさしく解明する。理解しようと力まず、気楽に禅に接するための1冊。
目次
『禅の思想』について
禅の知恵(禅とは;波の目ざめ;茶一杯の禅理;無の境地 ほか)
禅をつくった人々(達磨和尚と禅の誕生;禅を集大成した六祖慧能;教えは他人に請うな ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
左端の美人
14
難しかった。たまにハッとする逸話もありました。天国の門、など。2016/08/25
RED FOX
11
禅の有名なエピソードが一話2.3ページの漫画で沢山紹介されている。でも結局、禅とは、他人から聞いて判るものではなく自己の努力によって体得しなければならない、的なようである。『真理とは夜空の名月。文字は指。指は名月のありかを指す事が出来るが月を眺めるのに指を通して眺める必要はない・・・。』2015/12/13
あなたの街の悠太です。
3
私は俗にいう無宗教者だが、キリスト、イスラム、神道などと比べると、仏教の教えが一番腹に落ちます。 これから、長い年月をかけて理解していきたいと思います。2014/01/16
qwer0987
3
禅について一通り知ることができた。端的に禅を語るならば、深く考えるな、あるがままに世界を受け入れ、今の現状を生きなさい、ってところだろうか。それもどうだろうか、って思うようなポイントはあったけれど、考え方としてはおもしろかったし、嫌いではないな、と感じた。2013/06/24
荒野の狼
2
マンガ禅の思想は最初の版を読了。こちらは新装版に比べるとページ数が80頁ほど少なく、三浦徹明による解説もこちらにはないので、購入するなら新装版を勧めたい。最初に本を開いた感じでは、字が多い印象を受けるかもしれないが、実際読んでみると、大変平易で読みやすい。2012/07/08
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