出版社内容情報
たった1度の失敗からズルズルと深みにはまったり、負けるはずのない勝負で負けるのはなぜか? 負けパターン人間の心理を探る!
内容説明
勝負の世界は、勝ったか負けたかで評価される。しかし、その過程には勝敗を分ける大小さまざまな要因が存在し、その一つ一つが大きな意味を持っている。したがって、勝利を得るためには、競技者自身がそれらの意味を理解し、緻密で正しい物の見方・考え方ができないと大きな落とし穴にはまるのである。勝つも、負けるもクリティカルポイント(分岐点)である。勝ったことが負け始めにつながることもあれば、負けたことが勝つための糧となる事も承知しておかなければならないのである。本書では、若干の事例をまじえて人生の負けパターンのメカニズムと脱出方法を探ってみた。
目次
あなたは本番に弱いヤツといわれていないか?
こんな人が負けパターンにはまりやすい!
勝ち負けを決める心のメカニズム
あなたは、ほんとうの「自分」に気づいているか?
負けパターンから抜け出す法則(自分の心を強くする方法;チームでの対人関係をプラスにする方法)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤嘉洋
4
iPhoneカバーPalmoの臨床実験をしてもらったスポーツ心理学教授の本。 実験のときの雑談から、「ああ、とても的を得ている」と失礼ながら感心し、本を読んでまた深く納得。 スランプからの脱出の仕方は、とにもかくにもまずは自分を冷静に見つめ直すこと。 自分の性格を知り、自分がこの状況ではこういう行動をしがちだ、ということを把握しておくことは、自分の感情を一定ラインに保つことを容易にする。 私はキックボクシングを通じて、自分をコントロールする術を身につけた。 これからはそれを伝える側に回ろうと思っている。2015/08/27
よろず
1
あまり役立つ内容じゃなかったな。内容とタイトルが合っていない気も少し。今気づいたが、この本は目次を順に読めば事足りる。2010/01/07
koi
0
著者が昔週刊ベースボールに連載していた記事が面白かったので、気になって購入。だけど漠然とした内容が続き、「それで??」という感じでした。ちょっと物足りない。2013/01/02