内容説明
40日間行方不明だった婚約者メアリーが瀕死の状態で発見された。ベッドの上で生死の境をさまよう彼女から託された一通の白い封筒。その封筒を持って、指定された場所へ向かう僕。そこは閉園して久しい寂れた遊園地だった。さびついたゲート、荒れ果てた切符売り場、壊れたベンチ…。だが、僕が足を踏み入れた瞬間、遊園地は魔法のように生気を取り戻しはじめる。過去に縛られ、人生に希望など抱けなかった僕を待っていたのは、遊園地の住人たち―老整備士、催眠術師、占い師、綱渡り、ライオン使い―が繰り広げる様々な「人生の講義」だった…。メアリー失踪の真実と、開けられなかった封筒の謎。そして、僕がたどり着いた「本当の僕の人生」とは。
著者等紹介
バーチャード,ブレンドン[バーチャード,ブレンドン][Burchard,Brendon]
ライフ・コーチ、リーダーシップ・スピーカー、チャンジマネジメント・コンサルタント。フォーチュン500社から新興企業、非営利組織、大学まで幅広いクライアントを持つ一方、全米で個人向けにセミナーも行っている。テレビやラジオ番組にもレギュラー出演するほか、精力的にボランティア活動も行っている
服部千佳子[ハットリチカコ]
同志社大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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航輝
3
図書館本 奇跡の遊園地は怒涛の流れで一気に読みたい衝動にかられながら中々読めなくてモヤモヤしてた 次々起こる出来事にヒヤヒヤしながら読み進めた ラストは予想外でもハッピーエンドで良かった2022/04/14
いっち~
1
何気なく、タイトルに惹かれて手に取った本でした。しかし、読み進めていくうちに、今までの自分の態度、体験を振り返ることで、自分のいやな面をより鮮明に映し出されました。それと同時に、過去の幸せな体験や、これから起こることになる幸せなことが想像でき、楽しい気持ちになりました。私にとっては、いろいろと考えさせられた、満足のいく内容の本でした。2011/04/25
ササキマコト
1
内容は典型的なダメダメおっさんが瀕死の婚約者からの願いを聞いて不思議な遊園地を訪れそこで自分の半生を振り返らされてうんうん唸るお話です。物語形式の自己啓発書ですね。スタンスとしては喜多川泰さんの本に近い印象を受けました。あるいはデイルドーテンさんの「仕事は楽しいかね?」シリーズ。それらの本が好きな方は読んで損は無いと思います。あとは自分を変えたいけど中々一歩が踏み出せない。そんな方も手に取ってみて良いかと。2011/04/03
TERu☆
0
☆☆☆☆2011/05/01
まーちゃん
0
わかりやすい自己啓発本。他人にどんなことを提供できる自分であるか、また成るか。考えさせられました。2011/05/03